いちごパンティのお値段

愛彩

いちごパンティのお値段

わたしは、今、20代である。

そして、これからの未来、楽しみなのは、30代と50代。

その理由として、人生を楽しんでいる諸先輩方が居るからだ。

40代、50代より上の方を尊敬していない訳では無くて、ただ関わりの深い方が周りにあまり居ないのです。



わたしが将来こうなりたいわ!面白いわ!って思う方の特徴は、30代の方も50代の方も共通して、やはりお話がとってもお上手。

長年お世話になっている美容師の方から同じ職場の方まで。

職業や環境さまざまですが、人を惹きつけるお話をしますよね。

その方たちと居ると時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。


そして、もうひとつの共通点。

それは、恋愛経験豊富。ってことでしょう。

まあ、引き出しが多い、多い。

お会いする度に、過去から現在に至るまで色んなお話を聞かせてもらえます。

参考になるものから、ならないものまで。


その中でも、群を抜いて大好きなお二方が居るのですが。

お二人だけの共通点。

若かりし頃、変態おじちゃんにmyパンティを売りつけているんですよね。

このご時世、こんなお話をしてもいいのかどうなのかっていうところなのですが。

ここでは許していただけますと幸いです。


『百均で買ったいちご柄のパンティをね。』

『総柄ですか?』

『やぁだ。百均なんだからあ。総柄な訳ないでしょう。ワンポイントのいちごちゃんに決まってるでしょう。』


これから、嗚呼この方って素敵だなあと思う人生の先輩が現れたら、過去のパンティ事情に関して問うてみようかしら。



先日、わたしの恋愛事情を全て把握している友人から(昔はよく怒られたりしました)

『あんたは、なんでもかんでも面白おかしく話すから人生面白そうでいいわ』って。


昔は、あなたの恋愛、面白くっていいわね、なんて言われると、これでもわたしは真剣なのよ!って内心プンスカしていたのですが、

この歳になると、面白いなら、まあいいかしら、なんて気分になるものですね。



わたしは過去も、そして、この先の未来もきっといちご柄のパンティを変態おじちゃんへお譲りするタイミングは来ないと思います。

というか、もうぴちぴちの女子高生ではないので、変態おじちゃんだって頼んでこないかもしれませんよね。

 

それでも、パンティ売買以外の経験で尊敬する諸先輩方に、ちょっとでもお近づきになりたいものです。


それでは。 

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