039:残された時間を
「はぁ、はぁ、はぁ……!」
穴から這い上がり、外に出た。
新鮮な空気を吸いながら、顎を伝う汗を拭う。
暗闇の中から出た事で、魔石に頼らずとも空の月で周りが見える。
魔石をポケットに仕舞いながら、俺は呼吸を落ち着かせていく。
さらさらと冷たい風が頬を撫でて、虫の鳴き声と揺れる草の音だけが聞こえていた。
後ろを見れば、街を守る為の壁が聳え立っていた。
真っすぐに続いていた穴の先は街を守る壁の外で。
俺は周囲を見渡して――遠くの方に人影がいるのを発見した。
俺は迷うことなく駆けていく。
そうして、エトの名前を叫んで――ッ!!
殺気を感じた。
その瞬間に、俺は横へと転がるように回避した。
瞬間、火の塊が俺が立っていた場所を通過していく。
凄まじい熱量のそれが壁に触れて四散していった。
壁は黒く焼け焦げていて、俺は冷汗を流しながら剣を引き抜く。
「きひ、きひひひ……こんな奴に追われるなんてなぁ。とんだ間抜けじゃねぇかぁおいぃ?」
「……」
真っ黒なローブを身に纏う男たち。
一人は奇妙な魔物の仮面をつけていて。
もう一人は全身を覆うような変わった装備を身に纏っていた。
奇妙な装備とマスクをつけた奴の傍には大型の鳥の魔物がいた。
ぎょろぎょろと血走った目を動かしながら首を傾げる黒い羽の鳥の魔物。
俺はその魔物の傍にいる奴を見つめる。
そいつは俺を見る事無く、その魔物の背中に跨って逃げようとしている。
俺は奴を見た瞬間に誰なのかが分かった。
だからこそ、全力で彼の名を叫んだ。
「――エトッ!!! 行くなッ!!」
「……!」
彼は魔物の背中に跨るのを止めた。
そうして、ゆっくりと振り返って俺を見て来る。
言葉を続けようとして――無数の火球が迫る。
俺は足を動かしてそれらを避けていった。
ギリギリまで引き寄せながら、触れるか触れないかのタイミングで回避。
すぐ近くにそれが迫れば肌が焼けるように熱くなるが。
それでも、魔装によってダメージは軽減出来ていた。
無数の爆発音が響き、火の粉がはらはらと舞う。
背中に降りかかるそれを無視しながら、俺は常に足を動かし続けた。
俺は地面を転がるように移動する。
そうして、地面を強く蹴りつけて一気にエトに迫る。
彼の体に触れて連れ戻そうとして――敵が間に入る。
持っていた奇妙な装飾の短剣を振るう男。
俺もそれに合わせるように剣を振るった。
互いに刃がかち当たり、ギャリギャリと鍔迫り合いをする……こいつ、強い!
短剣なのに全く押し込めない。
それどころか意識を逸らせば剣を弾かれてしまいそうだった。
奇妙な仮面の男は不気味な笑い声を上げながら、俺の体に蹴りを放つ。
俺は魔装でその攻撃を防ぎながらも、強制的に後ろに飛ばされる。
地面を滑りながら着地し、そのまま奴が放つ火球を回避していった。
「ははは! 踊れ踊れぇぇ!! 死に物狂いで!! いや、死ぬまでな!!」
「くっ! このぉ!!」
俺は剣を地面に刺す。
そうして、土を巻き上げるように剣を振った。
その瞬間に土に魔力を流し込み、疑似的な飛鳥を生み出す。
飛ぶ斬撃を見た仮面の男は笑みを止めて慌ててそれを防ごうとした。
が、間に合う事無く攻撃を諸に受ける。
奴はごろごろと地面を転がっていって……!
奴が体をゴキゴキと鳴らしながら不気味な動きで立ち上がった。
体には薄く斬撃の後が出ていて。
血も滲んでいたが、奴は笑みを浮かべていた。
まるで、痛みを感じていない。いや、そもそもダメージが入ったと認識していない。
「きひひひひ!! いいねいいね!! お礼に俺がとっておきのものを見せてやろぉ!!」
「……!」
奴は指輪を嵌めた指を振るう。
指輪に嵌められた魔石が赤く光を発する。
瞬間、奴の頭上には巨大な炎の塊が出現していた。
それが渦を巻くように回転していて、徐々に大きさが増していく。
大気中の魔素も吸収し、膨れ上がっていく炎の塊。
それが風を含んで奇妙な音を発していた。
俺は危機を感じて、すぐにそれを止める為に奴に襲い掛かる。
奴はそんな俺を見てにやりと笑い――まさか!!
エトの方を見る。
すると、彼は既に鳥の魔物の背中に跨って空を飛んでいた。
遥か上空から俺たちを見ていて、この仮面の男は彼が安全圏にいる事を確認した上で――炎の塊が膨れ上がる。
「
「――うぁ!!?」
巨大な炎の塊が大きく膨張する。
そうして、一瞬にして辺りが白い光に包まれた。
瞬間、俺は本能で全身に最大出力の魔装を纏う。
何かが一気に蒸発する音が響き、奴の声が一瞬で掻き消えた。
炎が辺り一帯を焼いていて、耳には炎が轟々と燃え盛る激しい音が響いていた。
熱い、熱い熱い熱い熱い熱い――息が、出来ないッ!!
魔装をしていても感じる強烈な熱が、俺の体を溶かそうとしていた。
呼吸をしようとしても息が苦しい。
肺が強い痛みを発していて意識が今にも消えそうだった。
俺は歯を食いしばりながらそれに必死に耐えた。
ガタガタと震える剣を前に掲げながら、荒れ狂う炎の奔流に耐えて――
「はぁ……はぁ……はぁ……ぅ!」
暫くの間、炎は生きているかのように広がっていた。
しかし、ゆっくりと時間を掛けて炎の勢いが沈静化する。
俺は荒い呼吸のまま魔装を解除して地面に膝をつく。
全身から汗が噴き出していて、服が体にへばりついている。
魔装を長時間纏う事が苦手な俺が、全力で魔装を維持していたんだ。
負荷は相当なものであり、魔力切れ寸前なのか頭がずきずきと痛みを発していた。
周りに目を向ければ、敵の姿は完全に消えていた。
炎に飲み込まれて灰も残らなかったんだろう。
後ろの壁を見れば、一部がドロドロに溶けている。
そうして、バラバラと壁の一部が崩壊し街の中が見えていた。
それを見た瞬間に肝が冷えて、俺はごくりと喉を鳴らす。
もしも、一瞬でも防御が間に合わなかったら今頃は俺も溶けて死んでいただろう。
「……エト! エトは……くそ」
エトの姿を探す。
しかし、彼は既に此処にはいなかった。
結界術を行使して姿を消したんだろう。
魔術の心得が無い俺では彼女を探す事は不可能だ。
俺は震える手で剣を鞘に戻す。
そうして、拳を固く握りしめて地面を殴った。
何も出来なかった。
エトを追い掛けて彼を見つけたと言うのに。
敵に邪魔されて彼を一人で行かせてしまった。
もう会えないのか……いや、それは違う。
彼が俺と会いたくなくても。
俺は必ずアイツを見つける。
俺はアイツの友達で、アイツをこのまま地獄の中にいさせる訳がない。
必ず救って見せる。そして、アイツに生きて罪を償わせる。
「エト、俺は諦めないぞ……必ずお前を、連れ戻す……だから、絶対に……っ」
ゆっくりと立ち上がろうとした。
しかし、体がよろけて地面に手をつく。
軽く眩暈を覚えているようであり、上手く立つことが出来なかった。
こんな事をしている場合じゃないのに。
俺はこんな事で立ち止まっていたらダメなのに……俺はまだこの程度なのか。
自分が不甲斐ない。
自分自身の弱さが情けない。
だが、そんな事で落ち込んでいる暇はない。
俺は必死に足に力を込めて立ち上がった。
間もなく、フロックハートたちも帰って来るだろう。
魔石により俺の危機も伝わっている筈だ。
事情の説明を要求されるから、今のうちに宿屋に戻って準備をしよう。
恐らく、彼女たちも手ぶらでは帰ってこない。
何かしらの情報を持って帰ってくれるだろう。
それを期待して、すぐにでも出発できるようにしとかないとな。
終焉の導きには興味が無かった。
関わなくていいのならそれでも良かったが、今は違う。
エトという俺にとっての友達が巻き込まれているんだ。
彼を救い出す為にも、終焉の導きの幹部とやり合わなければならない。
覚悟は出来ている。死んでも俺はエトを連れ戻す。
俺はふらふらと体を動かしながら、壁の瓦礫を登っていく。
そうして、転がるように瓦礫から落ちて行って何とか立ち上がった。
街の中へと戻れば、酔っぱらいや一般人が家から出てきて俺を見ている。
「お、おい……アンタ、大丈夫か?」
「……大丈夫、だ……危ないから、家に、戻っていた方が、いい」
「そ、そうか……一体、今日は何が起きてんだぁ?」
酔っぱらいたちが俺を心配してきた。
俺はそれに答えて、すぐに家の中に戻るように促す。
彼らは酔いが覚めたのかそそくさと言われた通りに家の中に入っていった。
一部の人間が衛兵に知らせに行ったようだが……今はそれよりもだ。
「……っ」
腕に出来た火傷が痛みを発する。
完全に防ぎきる事が出来なかったが、命は助かった。
俺は火傷を気にしながらも、足を宿屋に向けて進めていった。
一刻も早く、準備をするんだ。
今日でも明日でも、すぐに行けるのなら行ってやる。
時間を掛ければ掛けるほどにエトの罪は重くなっていきアイツも苦しんでしまう。
これ以上友達を苦しめさせない為に、俺はアイツを止めに行く。
「待ってろ……エト」
宿屋の一室。
怪我の治療を終えて、俺は帰って来たフロックハートたちと対面する。
アードルングに渡されたポーションも飲んで魔力も回復できた。
頭や体はまだ少し痛むが、話す分には問題ない。
何が起きたのかと聞かれて、俺は全てを話した。
今まで一緒に話していた男が。
実は終焉の導きの構成員だった事。
そして、彼は俺に一時的に記憶を操作して遠ざけていた事。
彼は自らの家を燃やして逃走してしまった事など、全てだ。
それを黙って聞いていたフロックハートは静かに目を開ける。
「……不審な点は幾つかある……何で、そいつはアンタを殺さなかったのか。いえ、殺さなくても洗脳したりしなかったのか……下手をすれば、私たちの身にも危機が降りかかっていたのよ」
「おい、アーリン。それは」
「黙って……一応、アンタの体は調べたわ。でも、一時的な記憶操作以外に、何かされた形跡は無かった……そいつは本気でアンタを遠ざけたかっただけのようね」
「エトは悪い奴じゃねぇ。俺には分かる。アイツは奴らに騙されて利用されて」
「――それで? 許せって? 人を殺して、子供たちを攫って。脅されてたからぁで罪が消えると?」
「……そんな事は思ってねぇよ……俺はアイツに生きて罪を償って欲しいんだ。脅されていたとしても罪は罪だ。だからこそ、アイツにはやり直す為にも」
「無理ね。絶対に」
「……! そんなこと!」
俺は椅子から立ち上がる。
ガイは俺に落ち着けと言う。
俺はそれを受けてゆっくりと椅子に座り直した。
彼女は目を細めて俺を見つめる。
そうして、幾つか質問をしてきた。
「そいつの特徴を覚えている? ……出来る限り、詳しく話して」
「……男だけど、女の子みたいに綺麗で……髪は黒だけど、頭頂部は少し白かった……眼は青くて……身長は百七十か。少し下くらいだ……後、病気か何かで陽の光には当たれなくなっているって聞いた」
「……染めていたのね。髪が白で、陽の光を拒絶する……決まりね……そいつはヒューマンじゃない……
「……ノーブレス? それって地下に住んでいる……でも、それが何だって」
「……ノーブレスは陽の光を浴びる事が出来ない。原因は不明だけど、彼らの先祖が神の怒りをかったと伝承にはあるわ……そして、ノーブレスの寿命は短い……精々が“二十歳”まで生きられたらいいくらいにはね」
フロックハートは静かに呟く。
俺はその言葉を聞いて、小さく口を開けて固まった。
「…………ぇ?」
俺は彼女の説明を聞いた。
そして、理解が追いつかなかった。
彼がノーブレスであるのなら。
彼はそう長くは生きられないと、そう言った。
エトは十代後半くらいの見た目だった。
二十歳では無いのなら、エトが生きられる年数は……っ!
嘘だ、嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ――何かの間違いだ!!
「嘘だ……そんな筈……だって、アイツは元気そうに」
「そうよ。元気なの……ノーブレスはある日突然、眠るように死ぬ……苦しまないのがせめてもの救いなのよ」
「……っ! それじゃ、エトを説得して連れ戻しても、アイツが罪を償う事は……っ……そんなのって、ないだろ!」
俺は両手で顔を覆う。
エトの命が後数年足らずで。
彼はそれ以上は長くは生きられない。
二十歳まで生きられたら良い方なら、もっと短い可能性もある。
あんなにも元気そうなのに。
あんなにも楽しそうに本の事を語っていたのに。
それなのに、たった数年で死ぬなんて、そんなの……あぁ。
……そうか。ようやく分かった……エトは分かっていたんだ。だから、こんな真似を……。
自身の寿命が後僅かで。
太陽の下で歩くという夢が絶対に叶わない事を知り。
彼は悪魔の囁きによって間違った行いをした。
焦っていたんだ。
時間が残されていなかったからこそ、どんな手でも使おうとした。
彼は夢を諦めたと言っていたが、諦めてなんていなかった。
そうだ、諦められる筈が無い。
そう簡単に人は願いを捨てられないんだ。
だからこそ、あの時の一文からも彼の強い想いを感じたんだ。
もしも、普通のヒューマンにように生きられたのなら。
彼はこんな事は絶対にしなかった。
誰かを犠牲にして夢を叶えようなんて思わなかったはずだ。
もう未来があまり無かったから、彼はこんな事を……。
俺はゆっくりと両手を顔から離す。
静かに両手を見つめて、大きく開いた。
そうして、バチリと頬を叩いた。
三人が俺の行動を静かに見つめていた。
俺は頬がひりひりと発する痛みによって思考をクリアにする。
そうして、ゆっくりと目の前に立つフロックハートを見つめる。
「……その落ち着きよう……奴らの場所が分かったんだな」
「……それを聞いて何をするの? 言っておくけど、私は絶対にアンタを――っ!」
俺は椅子を弾く。
そうして、その場に膝をついて額を床にこすりつけた。
ガイが何をしているのかと聞いて来るが無視する。
「……何のつもり?」
「頼む。俺も一緒に連れて行ってくれ」
「……嫌よ。どうせ、アンタは何の役にも」
「それでもだ。見捨てていい、放置してくれても構わない。どんな事になっても俺は構わない……行かなきゃならないんだ。アイツの元に」
「……何で、そこまでするの。会ってまだ間もないのよ。そんな奴の為にどうして」
俺は顔を上げる。
そうして、真っすぐにフロックハートの瞳を見つめた。
「――友達だからだ」
「……!」
フロックハートが動揺した。
瞳が大きく揺れ動いていた。
友達だから、それ以上に理由なんてない。
俺は真っすぐに彼女を見つめて絶対に視線を逸らさない。
フロックハートは大きく目を見開いて驚いていて……大きくため息を吐く。
「……なら、好きにしなさい……私は絶対にアンタを助けないからね」
「あぁそれでいい! ありがとうフロックハート!」
「……アーリン。もう、そう呼びなさい……仲間だから」
「……! 分かった。アーリン」
俺は立ちあがってから、彼女に手を差し出す。
すると、彼女はゆっくりと俺の手を握ってくれた。
ようやく本当の仲間になれた気がする。
決戦の前に結ばれた絆であり――
「――気は済んだか」
「「「……!!」」」
すぐ近くで男の声が聞こえた。
ガイとアードルングと俺は驚く。
そうして、すぐに武器を抜き構えた。
男は俺の部屋で壁に背を預けていた……こいつ何時から?
警戒心を最大限に高めていれば、アーリンは敵では無いと皆に知らせる。
そうして、男に対して「彼も連れて行くわ」と言う。
奴は鼻を鳴らして「どうでもいい」とだけ呟く……何だ、こいつは?
黒いズボンに黒いスーツ。
貴族が葬式の時に着るような身なりだが。
顔の下半分は黒いマスクで覆っていた。
黒髪の中に白髪が混じっている。
髪型は側面が刈られていて、本来は肩まで伸ばしているであろうそれを後ろで結んでいた。
目には奇妙な形のゴーグルをつけており、その傍には銀製の棺桶のようなものが置かれている。
異様な空気を纏う謎の男。
特に銀製の棺桶からは不気味な気配を感じる。
心なしかガタガタと揺れているようで。
ガイもアードルングもその男よりも棺桶の方を気にしていた。
「……彼は私たちの支援の為に来てくれたの……名前は……」
「ジョンでいい……準備をしろ。明日の明朝に発つ。俺は死狂を引き付け、お前たちは下っ端の掃除だ。下っ端を片付け次第、お前たちは俺と共に奴を追い詰める。以上だ」
「あ、おい!」
奴はそれだけ言って去っていく。
ガイが呼び止めようとしたがそれを無視して出ていった。
銀製の棺桶を背中に軽々と背負って去っていったが。
それだけでかなりの腕力がある事は分かる。
アーリンは支援に来てくれたと言うが、アレは完全に此方を仲間として見ていない。
彼女をチラリと見れば、少し不服そうで。
ガイも何やら気に食わなそうな顔をしていた。
唯一、アードルングだけは俺の事をジッと見ていた……?
「どうかしたか?」
「……いや、何でもない……判断を誤るな。それだけだ」
「……分かってるよ」
彼女はそれだけ言って去っていく。
二人もこれから準備をすると言って出ていった。
残された俺はゆっくりと椅子に座ってから剣を見つめる。
「判断を誤るな、か……分かっているよ。そんな事は……それでも、俺はエトを……」
拳を固く握りしめる。
そうして、エトの笑顔を思い出す。
あんなにも綺麗な笑みだったんだ。
すぐ近くに死が迫っていても、アイツは俺と時間を共有してくれた。
だったら、俺はそんな友達に何がしてやれるか……そんなの決まっている。
「最後まで傍でいてやる事……それが俺が出来る事だろ!」
絶対に一人にはさせない。
最後の最後まで俺はアイツの友達として傍にいる。
エトにこの気持ちを伝えるんだ。
その為なら、どんな危険な場所でも飛び込んでやる。
俺は確かな決意を込めながら、握りしめた拳を額に当てる。
そうして、静かに瞼を閉じながらふつふつと闘志を燃やしていった。
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