第2話 魔王、赤ちゃんになる。

 こんにちは!@ATkazuyaです!もう魔王は転生しちゃったのかな?あっ、魔王のお母さんとお父さんがなんか話してる。ふむふむ。名前は明音あかねがいいだって。よし、今度から魔王じゃなくて明音って呼ぼう。ではお楽しみください。


 むむむ...狭いのだ...ここがお母さんのおなかの中か。そうかそうか。でも生まれたら部屋中うるさくなるんでしょ?うるさいのは苦手だな~。なんかわらわのスキルチェックしたくなった。じゃあ、スキルチェッ~ク。


 名前 谷川 明音

 職業 なし

 性別 女

 Lv 0

 HP 3

 MP ∞

 魔法 スキルチェック、いつでもどこでも悪魔召喚、調べたい~な(これ以上魔法を習得できません。)

 武器、回復道具 なし


 ええ~?! あんなに強かったわらわが...しかも職業なし...(´・ω・`)お~い...。でもスキルチェックと...え?! どこでも悪魔召喚できるの?!前は魔法陣でしかできなかったのに?!ラッキー!ラッキーすぎる!!!

 しかもMP無限になってるから、悪魔召喚もスキルチェックもし放題!! 調べたい~な??って、もしかしたらこれをなんていうのかが調べることができるのか?いいじゃん!不幸だったのに...ラッキーすぎる!!!

 はっ!そういえば、@ATkazuyaにお礼を言うの忘れたのだ!さっきはごめんなさいなのだ!!転生してよかったのだ!!本当にありがとうなのだ!あっ、でも魔法はもう習得できないんだ~。でもこの世界はどんな世界なんだろうな~。早くここから出してぇ!!!


              六か月後


 う...苦しい。生まれるタイミングが悪いのだ...早すぎたのだ...。まだ肺ができてなかったのだ。心臓も...グググぅ...。あ、でもスキルチェックができるんだよね~ここでは。まずはお母さんから!


 名前 谷川 真理子たにかわ まりこ

 職業 主婦

 性別 女

 Lv 5

 HP 5

 MP 0

 魔法 なし

 武器、回復道具 ピコピコハンマー


 ん?ピコピコハンマーって何なのだ??聞いたことない武器なのだ。それか回復道具かな?っていうかLv 5って...う~ん、ここの世界の人々はレベルやHPが一桁なのかな?MPと魔法は0だね~。ふ~ん。こういう感じなんだ。次はお父さん!


 名前 谷川 晴太郎たにかわ せいたろう

 職業 アポチューバー

 性別 男

 Lv 3

 HP 5

 MP 0

 魔法 なし

 武器、回復道具 なし


 え?なんでお父さんより、お母さんのほうがレベル高いのだ? まあいいか。あと主婦とかアポチューバーって何なのだ?まぁ多分それもあとで分かるか。あ...もう限界なのだ...。(息ができてなかったので気絶。)

 ふう...ふう...よかった。助かったのだ!心臓も治ったのだ!よかったのだ!

      「OGYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」

 URUSAAAAAAAAAAAI!!!あっ、そうだった!心臓と肺が治ったからうるさくなったのか。まぁ心臓と肺がないよりはましか。でも、このうるさいの、いつに止まるかな~?あ、止まった。じゃあ、人生はじめますか。


             一時間後


 じゃあ、悪魔召喚でもはじめよう!でもお父さんとお母さんがいないところで...よし

「あいあういやうやあゆいうだー‼」


 まぁ、呪文はこれでいいのかな?あ、魔法陣だ。ん?なんか光って...ん?ナニコレ?なんか手触りがいい生物?が出てきた。調べたい~なで検索したら、ぬいぐるみ?っていうのか。気持ちいのだ~! でも生物じゃないのか。 あれ?勝手に泣きそう...

「うわあああああああん!」

 あっ、お父さんだ。

「よしよし、なんでちゅか?ご飯?トイレ?」

 デビル語じゃないけどなんとなく分かる。じゃあ、お腹空いてるんでご飯ください。

「あっ、お昼ご飯の時間だ。じゃあ、ご飯用意するからね~。」

 ちょうどいいね。こっちもなんかしゃべってみよう。しゃべれるかな?

「あ~い おてぃちょうちゃん。(は~い お父さん。)」

 こんな感じかな? いきなりしゃべるから驚くだろうけど。

「ぎゃああああ!!!しゃべったあああ!!!」

 驚いてます。やっぱり。そりゃぁいきなり赤ちゃんがしゃべったらねぇ。あ、お母さんが来た。またしゃべってみよう。

「おきゃあちゃん。ご飯まだ?(お母さん。ご飯まだ?)」

 お母さんも驚くでしょう。絶対にね。

「えええええ???!!!!しゃべったああああ!!」

 ご飯どころじゃなくなりました。アポチューブスタジオっていうところに連れていかれました。お父さんがわらわを有名にする...って、そうするとわらわが誘拐されちゃうよ!

「ドーモ。せいたです!」

 お父さああああん!!! やめろおおお!!!!

「ダメダメダメ~!!!

 あ、しゃべちゃた。オワタ(^o^)


             一時間後


 こんにちは!@ATkazuyaです!次の一行だけは、明音のお母さん目線で書きますね。


(え?この子天才じゃない?今すぐ学校へ行かせよう! 賢くなりますように。)


 今度はお母さんに学校っていう所に行かされました。まだ歩けないのにぃ。しかもお腹空いたよ~。

「お母さ~ん ご飯まだぁ?」

 やっとお腹いっぱいになりました。じゃあ、学校にレッツゴー!


             九時間後


 下校しました。暇なので宿題しよう。 今日は算数の宿題だ。1,923+2,098?簡単簡単。答えは4,021だ!でも簡単すぎるな~。早く終わっちゃった。お母さんが高校生だったころの教科書の問題解いてみよう...簡単すぎる。なぜ簡単すぎるって?前世で習ったからだよ!!あの時、習ってないと、戦いのときに役に立たないからね。前世で3歳の時に習ったし。よし、お母さんに宿題採点してもらおう。

              ~結果~

 うん。そうだよね。全問正解しちゃった。

 んん?眠い...zzz。

「あらあら、寝ちゃった。やっぱり赤ちゃんだもんね。じゃあ、おやすみ。明音。」

 お母さんだ...。赤ちゃんってお昼に眠くなるもんなのかな?まぁいいか。zzz...。


 またまたこんにちは!@ATkazuyaです。今度は明音の夢の中に居るようですね。

 じゃあ、明音を…BAAAAN!

「わ〜ん‼︎」

 わっ!びっくりしたぁ。ん?わらわが立ってるのだ!あ、お母さんが来るのだ!

「ごめんお母さん。びっくりした?明音も夢の中でびっくりしちゃった。」

 今度から自分のこと明音って言おう。人前では。っていうかわらわ1人で寝てるのだ!なんで⁉︎

「あら、そういえば、お父さんの今日のお昼ご飯、作るの忘れちゃった。明音、ナイスタイミング!」

 良かったみたいです。わらわも学校行かなきゃ。

 え~と?ランドセルに、鉛筆5本で消しゴム一個入った筆箱、国語と算数の教科書。ノートにタブレット、ランチョンマット。多分こんなくらいでいいでしょ。じゃあ、今日も学校にレッツゴー!


 こんにちは!@ATkazuyaです!では、ここらへんで終わりましょう!次回、「魔王、親友のお誕生日会。」お楽しみに~!

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不幸が死因で転生したら最高すぎました。 にゃんこ @ATkazuya

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