第8話  リアル教材にされた

いやあ。寿司が美味い。この時代はまわる寿司屋はないからな。


ビールも飲んじゃった。


美味い寿司にビールにタバコ。

娯楽が無いから朝から酒浸りになりそうなのが怖い。


ななつぼしが百五十円なのが、ありがたいよ。


食後リビングでテレビを見る。

どんな番組があるのかと思い、新聞のテレビ欄を見る。

まったく記憶に無い番組名が並んでる。(歌のトップテン)これにするか。


「まちゃ子と」「いくの」「「歌のトップテン」」


まちゃ子?いく?これって… 細身の人とおっぱいの大きい人が司会をしてる。

おっぱいの大きな人の笑顔に、なぜか懐かしさを感じる。


「今週の十位です」「セクシーナイト。三海 順さんです」


おぉ ちょっとキツめな感じ。もしかして政界に進出しないよね。


「今週の七位」「モーニングペガサス。五十鈴 ひろ子さんです」


おぉ フォークギターだ。


「今週の五位」「オータムウインド。松山 聖さんです」


一世を風靡した髪型。懐かしいね。


「今週の三位」「ストリップ。シュリーさんです」


おぉ カッコいい。女性なのに艶あるカッコよさ。


「今週の一位は」「タイフーン。シャネルスターさんです」


やっぱり黒塗りなのか。


ふむふむ。なんか違うけど、似てることはあるのか。


次は(おはぎのいい娘、悪い娘、普通の娘)これ見るか。


「なにか浮いた話でもないのかい」


「男の人に声かけれたの。結婚できるかも」


「なにか浮いた話でもないのかい」


「この前、男ば見かけたから拉致ろうとしたんだけど警護官に睨まれてやめたさ」


「なにか浮いた話でもないのかい」


「ピンとくる女もいないし、チンとくる男もいないよ」


なになに、拉致られるって本当だったの。


「お風呂入れるわよ」

「わかった」


こええよ。拉致られたらどうなるんだよ。金玉縮んでるぞ。


しかし、この家の風呂もでかいし、マットもあるし、イスが金色のこれかよ。


髪を洗っていたら、浴室のドアが開いた音がした。

流し終えて目を開けると


「なんで母さんと山科さんまでいるんだよ」


「幸子も誘ったんだけどね」答えてねえよ。


「ほら、楓さん。勉強よ。男神のリアル教材よ。洗ってあげて」


「いやいやいや。なにがリアル教材だよ。なにたくらんでるんだよ」


「なにもぉ。立たせて流れでなんて、これっぽっちも思ってないわよ」


「ゲロってんじゃん」


「思ってな~い」


「なにチクビ洗うふりしてイジってるんだ。

耳元でささやくなよ。信じられないから」


「楓さん。早くぅ」


「あふっ」


「や、山科さん。いいですから!そんなムキムキィとか言いながら洗わないで!」


「母さんも背中におっぱいあてないでっ」


「楓さん、マットの用意してくるから後は頼んだわ」


「頑張ります、奥様」


「頑張らなくていいから!やめて!逆らえなくなるから!」


「あ~本当だわ。ムクムク~」


「あっあぁぁ」


母さんも山科さんも大きくて形のいいおっぱいしてんだわ。


視覚触覚のダブルパンチでもう…


「準備できたわよ~」


「はい、奥様。行きましょう」あっ、ああ ドナドナ…


「楓さん。ロストバージンしちゃいな」キリッ


「奥様ありがとうございます。

極上男神様。ありがたく頂かせて戴きます」


「いただかなくていいから!」


「そんなぁ大きくしたままでいいのぉ」


「母さんチクビ チクビ触らなくていいから」


「もう抵抗するのはやめなさい。気持ちよくな~れ」


「子守歌じゃないんだから!」


「奥様 先っちょ。ありがとうございますぅ」


あぁぁ わかったよ。やればいいんだろ。


「あっ 動かれるなんて 想定外 」


「母さん俺のチクビじゃなくて、山科さんのチクビを可愛がってあげなよ」


「それもいいわねぇ」


「奥様だめっダメですっリアル教材でお腹いっぱいですぅ」うまいこと言うな…


でもぎこちなくていまいち…


「一回抜いて。四つん這いになって」


「ハァアァン 奥様、私 女の幸せ 感じますぅ」


「母さんもしたいの?」「うん」


「いいよ。山科さん抜くね。母さんは壁に手つきなよ」


「なんで息子のスケベ見てこんなになってるんだ」 


「ごめんなさい。だって立派なんだもん。

昨日の悦びがリフレイン♡今日もKOしてっ」


お望みどおりにKOした。


「お願いが…もう女にして頂いたので楓とお呼びください」


はぁ、なんで俺の意思でないのに女になるんだよ。


俺,風呂は週一か週二にするかな。部屋にシャワーあるし。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

第二の人生を家族と共に生きる 女月満月(めつき まんつき) @yutaka1201

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ