「血族」の章
殺された社長
南洲守弘はIT企業「コジョー」の経営者だ。コジョーは大手ゲーム会社の下請けを主な業務としている。守弘が大学の同級生だった
斎藤は天才的なプログラマーとして、学生時代から有名だった。野心の無い男で、大学を卒業して普通に就職して働こうとしていたのを、「お前の才能を眠らせておくのは勿体ない!」と守弘が口説き落として起業した。
当時は「アツモリ」という社名を使っていた。二人の名前を合わせたものだ。
大手ゲーム会社の下請けとして、会社は徐々に大きくなって行った。やがて斎藤と守弘は経営を巡って仲違いする。二人は別々の道を歩み始めた。
その際、社名をコジョーに変更している。
南洲守弘、旧姓を古城守弘と言った。社名のコジョーは旧姓の
東京都奥多摩町石川という場所に「南洲」という変わった姓を名乗る一族が寄り添うようにして暮らしている。古くからこの土地を支配してきた土豪の末裔だ。古城守弘は南洲家の長女、聡美と結婚し、婿に入った。
南洲家は資産家だという噂だ。「逆玉の輿だ」、「財産目当ての結婚だ」と陰口を叩かれた。
守弘は長身で顔の小さなマッチ棒のような体型で、鉤鼻が目立つ鷲のような顔をしている。そこそこ整った顔立ちだ。一方、聡美といえば、胸の大きなふくよかな体型ではあるが、子狸を思わせる顔で、可愛いと言えても、美人とは言えなかった。
二人の外見の釣り合いの悪さが、陰口の原因だったのだろう。
その南洲守弘が社長室で死んでいた。
企画部の
何時ものことだ。一番乗りは篠村に決まっている。プログラマーは時間にルーズな人間が多い。篠村は企画部の人間とあって、事務仕事がメインだ。客先対応もある。早朝に客先から電話がかかってくることがあるので、朝は何時も定時より早く出社していた。
篠村は四十代、痩身で背が高い。年には勝てず、お腹周りが太くなっている。細い体に似合わない四角い顔立ちで、縁なしの眼鏡をかけ、薄くなった頭髪を七三に分け、綺麗に撫でつけている。
ふと、社長室の電気がつきっぱなしになっていることに気がついた。
金曜日の夜、会社を出た時、守弘は退社した後だった。社長室に電気はついていなかった。(休みの間に社長、会社に来たのかな?週末に会社に出てこないように言っておいたのに・・・)と思ったと言う。
木曜日にビッグ・プロジェクトの納入の締め切りがあり、仕事が一段落した。代休や有休を使って、土日と合わせて三連休を取った社員が多かった。丁度良いと事務所のカーペットの害虫駆除が延び延びになっていたので、この週末に実施することにした。
「ペストコントロールを行うので、週末、会社には出てこないように」と全社員に通知しておいた。
(社長は通知を読まなかったのか?)と篠村は思ったようだ。
「社長、ひょっとして休出で、徹夜ですか?週末はペストコントロールをやるって通知を出しておいたのに、読まなかったのですか?」
篠村は社長室のドアを開けた。
守弘が机の向こうの椅子に腰かけていた。
IT企業の社長室だ。無駄に立派な机ではなく、パソコンの作業に適した機能的なデザインの椅子と机が据えられている。職場の一角を区切って、社長室にしただけなので、そう広くない。
守弘は顔を天井に向けた状態で座っていた。顔を大きく仰向け、苦しそうに見えた。「社長、守弘さん、どうしました?」
篠村が近づいて、顔を覗き込んだ。次の瞬間、「し、し、死んでいる~!」と飛び退くと、社長室を転がり出た。
守弘は憤怒の形相で、充血した眼を見開いて死んでいた。
直ぐに警察が呼ばれた。
武蔵野警察署事課の
宮川は三十歳になったばかり。瓜のような楕円形の顔に、厚い唇がついている。濃い眉毛、小さな目鼻で、妙に赤い唇だけが目立つ。胴体の長い、農耕民族らしい体型だ。
吉祥寺にある雑居ビルの一階に、コジョーはあった。ゲームの下請けをやっている会社だという。宮川もゲームは好きだ。どんなゲームを開発中なのか気になったが、そんなことを問い合わせている余裕はなかった。
被害者はコジョーの社長、南洲守弘。
職場の一角を区切って作られた社長室の椅子に座って死んでいた。死因は絞殺、細い紐状の凶器で首を絞められていた。凶器は首に掛けていた社員証をぶら下げる為のネックストラップと呼ばれる首掛け紐だと思われた。索条痕が首にしっかりと残っていた。死後、一日程度、経過していた。正確な死亡推定時刻は検死の結果を待たなければならないが、土曜日の夜に殺害されたようだ。
出勤してきた社員は、社長が殺されていたことにショックを受けている様子だった。部屋の隅に一塊になって、時々、思い出したようにひそひそと声を潜めながら会話をしていた。
宮川がパートナーを組むことが多い先輩刑事の
鈴木は四十代、岩のような顔をした厳つい刑事だ。見かけと違い、性格は至って穏やかだ。いつもニコニコしている。知らない人間にはそれが不気味に見えるらしい。
「篠村さん。遺体発見時の状況について、詳しく教えてください」
「はい。私が出社してきましたら――ああ、大体、いつも私が最初に会社に来ます――社長室に電気が点いているのに気がつきました。金曜日の夜、会社を出たのも私が最後でした。その時は、社長は帰宅した後で、社長室の電気は消えていました。休みの間に、会社に来たのだと思いました。それで、社長室の様子を見ようと・・・」篠村はそこで言葉を切った。
遺体を発見した時のことを思い出したのだろう。顔を強張らせた。
「社長室で遺体を発見した訳ですね? 南洲社長は週末、どんな用事で会社にやって来たのでしょうか?」
「さあ、分かりません。週末、社長は法事で実家に戻っていたはずです。何故、会社にいたのか、さっぱり分かりません」
「法事で実家に戻っていたのですか?」
「社長は先々月、奥さんを事故で亡くしています。四十九日の法事で実家に戻っていました」
「事故ですか?」
「ええ、まあ・・・」と篠村は言葉を濁す。
「実家に戻っていた――ということは、南洲社長は、今、実家以外の場所にお住まいだったということですか?」
「はい」と篠村はうなずくと、守弘の実家、南洲家は奥多摩にあり、通勤に不便なため、会社の近くにアパートを借りて住んでいたと説明した。
守弘は会社から歩いて五分程度の場所に、小奇麗だが質素な部屋を借りている。ロフト付きの部屋にトイレとひとつになったユニットバスにキッチンのついた部屋だ。質素過ぎて会社の社長に似つかわしくないが、「実家が広すぎてね。僕はこの方が落ち着くんだ」と守弘は意にも介さなかった。
ただ、駐車場には値の張るセダン車が停めてあった。守弘が奥多摩の実家と往復するのに使っていた。
亡くなった奥さんの法要のために、守弘は金曜日から休みを取って、実家に戻っていたと言う。「滅多に会社を休まないのですが、奥さんの法事とあって、仕事を休んだようです。それで、週末にペストコントロールが行われるという連絡を見なかったのでしょう」
「ペストコントロール?」
「害虫駆除のことです。床にカーペットを引いていますので、ダニ駆除のために定期的に殺虫剤をまいています。殺虫剤を吸い込むと、体によくないので、ペストコントロールをやる時には、事前に社員に伝えて、会社に出てこないように指導しています」
「なるほど~では、社長はペストコントロールのことを、知らなかったのですね?」
「会社にいたということはそうでしょう。社員全員にメールを出しておいたのですが、読まなかったのか、或いは読んだけど忘れてしまったのでしょうね」
「そういうことはよくあるのですか?」
「社長がですか? そうですねえ・・・まあ、しっかりしているようで、抜けたところがある人でしたから」
「南洲社長が会社に出社した時間は分かりますか?」
「ああ、それだったら大丈夫です。社員の出退勤記録は会社の防犯システムにリンクされています。社員カードをカードリーダーに翳せば、入り口の鍵を開けることができます。同時に、そのデータが防犯システムに送られます。誰が何時にやってきたのか、システムに記録されていますので、社長が会社に来た時間が分かると思います」
要は勤務データが残っているということだ。
「防犯カメラはありませんか? 映像が残っていれば助かります」
「はい。防犯カメラも設置されています」
社長室を写したものはないが、職場全体を映した映像があるという。早速、鈴木と宮川の二人は防犯カメラの映像を見せてもらった。
「そうですね。南洲社長が会社に出社した時間が分かると聞きました。先ずは、何時何分に、南洲社長は会社に来たのですか?」
「ああ、はい」伊納は頷くと、カチカチとキーボードを叩いて、「十月二日、土曜日の二十時五十六分に社長は会社に来たみたいです」と言って、パソコンを回転させて画面を見せてくれた。出退勤記録システムのデータだ。そこには、南洲守弘の名前と社員番号、出勤日時が記録されていた。
「では、十月二日の社長が出勤した頃からの画像を見せてください」
「分かりました」伊納はパソコンをくるりと回して、またカチカチとキーボードを叩くと、もう一度、パソコンを反転させて画面を見せてくれた。
画面には防犯カメラの映像が広がっていた。
防犯カメラは部屋、全体が見渡せる画像になっていた。今、鈴木たちが座っているミーティング・コーナーも画面の隅に見える。入口はカメラの視角から外れていて見えない。画面に映っているのは机だけだ。
画面の右上に記録されている時刻は十月二日の二十時五十分だった。土曜日の夜とあって、部屋は薄暗い。入口近くにある非常灯の灯りが部屋全体を薄く染めているだけだ。かろうじて輪郭がつかめる程度だ。
二十時五十六分、入場記録通りに、一人の人物が、画面の上部、入り口から続く通路を歩いて来る姿が映っていた。南洲守弘だ。部屋が暗くて、顔が分からない。南洲守弘は部屋を横切ると、画面から消えて行った。
通路の先には社長室がある。社長室に向かったのだ。
「社長室を撮ったものはありませんか?」と鈴木が尋ねると、「ありません」と腕組みをしながら座っている伊納が面倒臭そうに答えた。
(社長の監視なんて、できないよ)と言いたいのだろう。
社長室に入った守弘が電気を点けた。部屋が明るくなった。社長室から漏れてくる灯りで、画面の右側部分は、はっきりと見えるようになった。
二十一時十八分、職場に一人の人物が現れた。痩身の男だ。男は灯りがついている社長室を目指して、一目散に歩いて行く。一瞬だが、社長室からの灯りに照らされて、顔がはっきりと見えた。削ぎ落したように頬がこけ、顎が尖っている。
男が画面から消えた。社長室に入ったのだ。
「だ、誰です? これは――?」鈴木が尋ねると、伊納はつと席を立ち、机を回ってきて、パソコンの画面をのぞき込んだ。そして、キーボードを操作して映像を少し巻き戻すと、男の顔を確認して言った。「いや、知らない人です。うちの社員じゃありません」
「社員じゃない――⁉ 社員ではない人間が、会社に入って来ることが出来るのですか?」
「それは、中から鍵を開けてもらえば、誰でも入って来ることが出来ます」当たり前じゃないかと言いた気な顔だ。
「社長室から入口の鍵を開けることが出来るのですか?」
「できますよ。入口のインターホンは各自の机の上にある電話機に繋がっています。来客はインターホンのボタンを押させば、机の上の電話機に繋がります。机の上の電話機を操作して入口の鍵を開けることが出来るようになっています。例えば社長を訪ねたとすると、インターホンで一〇一番を押せば社長の机の上の電話機が鳴ります」
「へえ、便利ですね」と鈴木が言うと、「斎藤さんがプログラミングしましたから」と伊納は自慢気に言った。
「斎藤さん? どなたです?」
「前にうちにいたCPOです」
「CPO?」
「チーフ・プログラミング・オフィサーの略ですよ。プログラミング担当役員みたいな意味ですかね。天才プログラマーって呼ばれていました」
「天才プログラマーですか――⁉」
「学生時代から有名だったそうです。社長の大学の同級生で、斎藤さんと一緒にうちの前身の会社を立ち上げたそうです」
「前身の会社? 今、会社にいらっしゃるのですか?」
「いいえ。辞めたそうです」
そう言って、伊納は斎藤が会社を辞めた事情を教えてくれた。
斉藤淳史は大学時代の友人だった守弘と共にIT会社「アツモリ」を立ち上げた。主な仕事は大手ゲーム会社が開発を手掛けるゲームの下請けで、競争は激しく、会社の経営は順調とはいえなかった。資金繰りが苦しく、自転車操業が続いていたが、アツモリの高い技術力を買われ、貧乏暇なしで、とにかく忙しかった。次から次へとプログラマーを雇い、アツモリは徐々に大きくなって行った。
そこで欲が出た。
斎藤が暇つぶしにゲームのプログラムを組んで遊んでいたところ、意外に出来のよいゲームが出来上がった。ロールプレイング・ゲーム、RPGと略されるゲームで、ゲーム上のキャラクターを操作して冒険を繰り広げるファンタジー・ゲームだ。
アクション色の強い、画期的なゲームができたと斎藤は自負した。
守弘にゲームのことを話して、会社を上げて売り出すことを考えれば良かったのだが、一人でこつこつとプログラムを組んで開発したゲームだ。(このゲームは俺のものだ!)という考えに囚われてしまった。
斉藤は会社に黙って、開発したゲームをこっそりとシェアウェアとしてインターネット上で公開した。
シェアウェアとはソフトウェアのライセンス形態の一種で、機能の一部を制限し、全ての機能を使うには対価を支払うか、試用期間を設けて、一時的な使用は無料とするが、期間が過ぎれば課金するソフトウェアを言う。個人的にソフトを開発した場合に使われることが多い。
これに対して機能や使用期間を限定せず、無料で使用できるソフトをフリーソフトと言う。
斉藤のゲームは予想通り人気になった。ゲームの使用料として、毎月、結構な金額が個人の銀行口座に振り込まれるようになった。
この頃、守弘と経営方針を巡って意見が対立した。
二人とも大手ゲーム会社の下請けだけではなく、将来的には、ゲームを開発して販売したいという野望を持っていた。そして何時かアツモリを、日本を代表するゲーム会社に育て上げることが夢だった。
斉藤はその時期が来たと主張した。シェアウェアの成功が、背中を後押ししていた。
一方、守弘は、「時期尚早だ」と言って、斉藤の主張を退けた。会社設立後、守弘は開発の一線より身を引き、主に資金繰りなど経営面を見ていた。守弘の才覚が無ければ、アツモリはとうの昔に資金に行き詰まり、倒産していただろう。
守弘には会社の現実が見えていた。
「ゲームを開発するとして、資金はどうする。一からゲームを開発するには、巨額の資金が必要なんだぞ! 銀行回りを俺に押し付けて、お前は部屋に閉じこもって、ちまちまとプログラムを書いているだけだ。だから、資金繰りの大変さが分かっていない!」
守弘の言葉に、斎藤は「ゲーム開発は俺たちの夢だろう!」と反論することしかできなかった。この時、自ら開発したゲームがシェアウェアとして人気を博していると、正直に打ち明けていれば、斉藤のその後の人生は大きく変わっていただろう。
だが、斉藤は守弘と袂を分かった。
――シェアウェアで設けた資金を元手に、新たにゲーム会社を設立し、ゲームを開発するんだ! 開発したRPGゲームに手を加えて、バージョン・アップさせ、大々的に売り出せば良い。そうすれば、全て上手く行く!
斉藤はそう信じた。
だが、新たなゲーム会社を設立した途端、逆風が吹き始める。
あろうことか斉藤が公開したゲームと瓜二つのゲームが、大手ゲーム会社から新作ゲームとして発売されたのだ。
個人的にこつこつと組み上げたゲームだ。大手ゲーム会社が最新のCGを駆使して制作したゲームに勝てる訳がない。斉藤のゲームは見劣りした。しかも、大手ゲーム会社のゲームの模倣品に見えてしまった。
シェウェアの課金は激減した。
(俺の方が先にゲームを公開したんだ!)と大手ゲーム会社を呪ったが、この手のゲームの開発には何年もかかることを、斉藤自身、良く知っている。果たして先にゲームを思いついたのがどちらだったのか、証明することは難しいだろう。訴訟となると、個人経営の零細企業では資金力のある大手ゲーム会社に勝ち目はなかった。
泣き寝入りするしかなかった。
折角、設立したゲーム会社だったが、あっという間に資金難に陥った。資金繰りを守弘に任せ、何もやって来なかったツケが回って来た。斉藤にはどうやって資金を調達すれば良いか、まるで分からなかった。悔やんでみたが後の祭りだった。
斉藤は友人、知人、それに親戚まで駆け回り、「一円でも良いから貸して下さい」と頭を下げて回った。そして掻き集めた金を抱えて夜逃げをした。
斉藤は詐欺罪で訴えられ、犯罪者となった。二年前のことだ。
「斎藤さんという人のことはよく分かりました。で、この男、南洲社長を訪ねて来た男の続きを見せてください」
映像の続きが気になった。
「ああ、はい」と伊納が再びパソコンを回転させて、防犯カメラの映像の続きを見せてくれた。伊納も机を回り込んで画面を見つめる。
二十一時三十一分、男が再び画面を横切って行った。慌てているのか、早足だ。社長室の灯りを背に受けながら、入り口向かって駆けて行った。
「あっ! 男が画面を横切って行きましたね。三十一分か・・・十分少々、社長室にいた訳だ」
「刑事さん、こいつが社長を殺したんですね!」伊納が忌々しそうに言う。
「現時点で、犯人だと決めつけるのは、早計かもしれません」
男が消えてから、映像に動きはなかった。映像を早送りしてもらったが、三時間ほど動かしても変化が見られなかった。
「この映像、コピーできますか? 署に持ち買って分析します」
「ええ、できます。円盤に焼いておきます」
土日、二日分の映像を円盤型の記録媒体にコピーしてもらった。持ち帰って、じっくり確認してみるつもりだった。
「入場記録の方もお願いします」と週末の出勤記録を印刷してもらった。
二十時五十六分に南洲守弘が出勤し、二十一時十八分に来客があり、入り口の扉の鍵を開錠している。そして、三十二分に再び入口の扉が開錠されている。謎の男が出て行ったのだ。
会社を出て行く時は、入り口脇のボタンを押すだけで良い。男は鍵の開け方が分からなくて、扉を開けるのに戸惑ったようだった。
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