第115話
雅side
流石に女を好きになってたなんて知ったらショック受けるか...。
でも、言っとかないと、もっと酷い奴だしな。
「俺、実は女なんだ。」
「......はい?」
目を見開いて固まる優菜。
「...大丈夫か?」
「...しょ、証拠は!?」
「証拠?脱げばいいのか?」
「えっ?いや!!良いよそんな事しなくて!そう言ってることがもう証拠だよ!!」
「...あぁ。悪い。」
優菜、大丈夫か?
「なぁーんだぁ!そういう事かぁ。」
「は?」
どういう事なんだ?
女だって思うようなところあったのか?
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