彼女の秘め事

第109話

優菜side




言ってしまった...。




あーーー!どうしよう!!!


こうなったら言うしかない...。




「み、雅くん私「お前!優菜の口から言わせるなんてやっぱり許さねぇ!」」




ちょっと!私が勝手に好きなんだってばぁ!




お兄ちゃんは次の瞬間私の横を通り過ぎて、雅くんに殴りかか殴りかかる!?




「「「「「危ない(危ねぇ)!」」」」」




何人もの声が重なった。




シュッ




「は?」




雅くんなら避けれるに決まってるじゃない。




でも、心配してたのはそのことじゃなくて...。




「今のはまぐれだろっ!」




シュッ

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