第98話

「雅くん!来てくれたんだ!」




幹部室らしき場所に招かれた俺はそこに足を入れた。




入ると、優菜が駆け寄ってきた。




「あぁ。鬼神?はまだ来てないの。」




「もう来ると思うんだけど。」




ブォンブォンブォン




「来たな。」




瑠樹の言葉に皆が立ち上がる。




「雅はここで待ってていいからな。誰かここ残るか?」




「私!残るよっ。」




「お、おう。瑠樹ー、優菜がここ残るって言うんだけど。」




「分かった。」




「いいのかよっ。...じゃあ雅、優菜行ってくるなー。」




奏も、部屋を出て行って優菜と2人きりになった。

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