第94話

「まぁ、雅に聞いてみるんだな。」




「呼んでもいいんですか?」




「雅だからな。」




「ありがとうございます!」




「ふふっ。」




レオさんがまた笑った。




「お前、うぜぇ。」




「いや、つくづくお気に入りなんだなと思って。」




「...チッ。」




「ったく、やめろよお前ら。なんの話かしらねぇけどここでやるな。」




智尋先輩......さすがに私でも分かります。




それにしても、楪くん人気者なんだなぁ。


瑠樹さんにも気に入られてるんだ。

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