勘弁してくれ
第92話
次の日。
百嵐倉庫にて。
「瑠樹さん。お願いがあります。」
私は意を決して楪くんを交流会に呼んでいいか聞くことにした。
「なんだ?」
「交流会に、楪くんを呼びたいんです。」
「...。」
「すみません!無理は承知なんですがどうしても兄が会いたいと言って聞かなくて。」
「しかし、あいつは...「ふふふっ。良いんじゃない?面白くなりそう。」」
珍しいことに大塚先輩が笑っている。
話してるところも滅多に見ないのに...。
「お前、なに企んでる?」
瑠樹さんが大塚先輩を睨む。
「俺が何か企んでると思うの?俺はただ、面白くなりそうだって言っただけ。」
なんで仲間なのに仲悪そうなの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます