第2話 18禁ならぬ24金
一時限目は体育の時間だった。
私はと言うと、お腹の調子が悪かったので、念のため保健室送りとなった。
なんと今日は水泳の授業となっており、準備等が大変なので、担任のチトマス先生も体育教師の補助でプールに行くらしい。
嗚呼、せっかく先生のセクシーな水着姿が拝めたかもしれないのに、何たる失態だろう。手堅いワンピースタイプか? それともエッチなセパレートタイプ? それも競泳水着なのか際どいビキニか……色々と想像が捗るのは天性の空想力の成せる技。
「ひ、一目でいいからチトマス先生の水着姿を見てみたい! せめて窓から覗けないものか……」
いてもたってもいられなくなった私は、保健室のベッドから飛び起きると、くノ一のような忍び足で誰もいない廊下へと第一歩を踏み出した。
プールが見える場所を探して上階までくると、職員用の更衣室があった。不用心にも鍵をかけておらず、ドアが少し開いている。
「誰か慌てて出て行ったのかな? ややっ! この残り香は、ひょっとして……!」
私は獲物の匂いを嗅ぎつけた女王グソクムシのように、フラフラと更衣室の中へ吸い込まれていった。
「誰もいませんね……と?」
電気が付いていないにも関わらず、ターゲットの位置が野生の勘で分かった。ある真新しいロッカーから、性フェロモンのような不可思議な誘引物質が漂ってくる気がしたからだ。
「このロッカーの名札は……『チトマス』? ……これは間違いなく、先生のロッカーを探し当てました!」
いけないと思いつつも、手が勝手にロッカーの取っ手へと伸びてゆく。次の瞬間、カチャンという音と共に難なく禁断の扉が開いてしまった。
「もう、先生ったら管理が杜撰で、面倒くさがりで、いい加減なんだから……うふふっ」
もうすでに冷静でいられなくなった
「おおっ? こ、これは……今朝見たばかりの……」
震える手で中をまさぐると、ネクタイと共にハンガーに掛けられた先生愛用の白いYシャツが、私にアピールしてくる。
「あああ〜、悩まし過ぎるウウウ~!」
迷いなく手に取った私は、本能の赴くままに、ひとしきり襟元の匂いを吸って堪能した後、ついつい今着ている制服のシャツの上から重ね着してしまった。
「袖を通したら、チトマス先生のシャツ! やっぱり大きい」
先生に抱き締められている錯覚に陥るほど、大人の体臭に包まれ、フレーメン反応が出まくった。
思わず床にゴロゴロ転がりたくなる衝動に駆られたが、そこは常識ある優等生の分別で、何とか思いとどまったのだ。
だがしかし……畳まれたタイトスカートの上に無造作に置かれた
「何とおおお! この黒いレースの高級素材でできた、尊き存在はあああ?」
脱ぎたてのアンダーウェア上下だった。
勝利を掴み取るがごとくブラを手に取ってしまったが、明らかにデカい。まずはサイズを確認した。
「タグに刻まれていたのは……E70! Eカップでバスト90センチぐらいあるの? 先生、やっぱすっご~い!」
なぜか超自然的な力に支配され、今着ている2枚重ねのシャツを蛹から羽化するように脱ぎ捨ててしまった。すると見慣れたシンプルなブラ姿の天使が、ロッカーの鏡に映り込んだ。
先生と一体化したい衝動を抑えきれなくなった乙女は、先生の温かみを直接肌で感じる事に、迷う事などなかったのである。
「先生、今から……参ります……」
パット入りのブラのホックを外し、肩ひもを解いた私は、すぐさま目の前のEカップブラを、まだワイヤー跡が残る自分の胸へと当てがった。
だが何て事だろう……スカスカの上部から私の桜色の敏感な部分が、恥ずかしげに『こんにちは』していたのである。
「ひィえええぇぇぇ! 何という残酷で厳しい現実! 先生は何て罪な
しばらく悶絶した後、更なる快感を求めて次のステージへ移るのに、もはや躊躇はなかったのだ。
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