第13話 見なければ良かった。2

 高校生の時。クラスメイトから聞いた話。


「昨日裏の空き家から白骨死体見つかったんだ」

「なにそれいきなり怖い」

「死後数十年は経過してたって」

「なにそれますます怖い」

「……思えば変な家だったなあ。裏の家」

「変な家?空き家なんでしょ?」


「夜になると時々明かりがついてたんだよ。私も何回か見たけど、ぼやーっとした青白い明かりでさあ。親の話だとここ数十年くらいそうだったって」

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