第72話
暇でやることのなかったはずの1週間が急に忙しく、意味のあるものになった。
そして石井君に感謝した。
死んでしまっても……
この世に存在しなくなっても……
魂だけの存在になっても私にこんな素敵な瞬間をプレゼントしてくれた彼の愛に。
あの日、石井君が私を導いてくれたから二人で呪いをかけれた。
ありがとう石井君。
私の中で死んでから石井君の存在がどんどん大きくなっている。
私も好き。
今の変わった私を石井君が見たらどう思うだろう?
きっと見てくれてるよね?
一人死ぬたびに私の中で石井君への想いが強くなる。
だからこの呪いは絶対に、どんな邪魔が入ろうと絶対に成就させてみせる!
強く強く石井君に誓った。
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