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ナイショで焼き芋を食べたあと、買い物に出かけた。
まずいつものスーパーで夕飯の材料を買う。トマト鍋にしようと提案したら「それはいいアイディアだ……ちょうど冷やご飯がたくさんあるからシメにリゾットにしちゃおう」と母さんが賛成してきた。
スーパーはすっかりクリスマスムードだ。クリスマスケーキのお取り寄せは締め切られたようだ。トマト鍋のスープと適当な野菜、ウインナー、チーズなどを買う。
「トマトって……ケチャップの原料!」
清少納言がニンマリする。そうか、清少納言がやってきたころはすっかりトマトのシーズンは終わっていた。生のトマトよりケチャップのほうが身近なのだろう。
これだけじゃ寂しいので、スーパーから帰りがてら山田惣菜店に向かう。ゴリ山田のところの小父さん小母さんがテキパキと惣菜を調理していたので、あいさつして豚肉の唐揚げを買い、家に帰ってきた。父さんがテレビの前でゲームをしていた。(つづく)
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