To : Be continued

白雪れもん

第1話 Re : DAYS

俺の名前は「蒼嶋治」。

普通の楽しい学校生活を送っていたつもりだった。

「それでは!2026年度、音楽祭を始めます!」

拍手が用意された特別な大きなホールに響き渡る

7年生、8年生と順番通りに歌っていき、自分たちの9年生の番が来た。

9年4組の俺は最後の方だ。

9年4組で俺は指揮者を任される。心臓がどっくんどっくんと強く早く周りにも聞こえる様な動きをしていた。

体全体に血がめぐり回っていることが分かった。

指揮者台にたった俺は伴奏者に向けて手を上げた。

すると、伴奏者は目を赤く染めて血涙を流していた。

「は?、、、どうした?」

「大丈夫か!?」「1度中断だ!」「美波大丈夫?!?!」

ザワザワと会場内が騒ぎ出し、ただならぬ雰囲気が出てきた。

すると、目の前が赤黒い色に染まり、生臭い匂いが充満していた。

そう、客席に座っていた生徒と保護者のみんなが潰されて椅子の上で血まみれになっていた。

「は?どういうことだ?」

「おいお前ら!大丈夫か、、、?!?!」

後ろに振り向きひな壇にたっていたクラスメイトに助けを求めようとすると、同じく目から血涙を流し口角を人間じゃないレベルまで上げたみんなが俺に向かってまっすぐ指を突き刺していた。

「なんなんだよ、、、、、これ、、、」

コツッ、コツッ、コツッ

ブーツのような音で歩く足音らしき音が後ろから聞こえてきた。

シーンとした静寂のホールの中に小さいはずの音が耳に鳴り響くように鳴った。

「大丈夫ですか?オサムキューーン!!」

なんなんだ?こいつは

振り返るとそこにはタレ目で目の下にクマをびっしりと付けた白髪の男が修道服のような衣服を身にまとっていた。

「私のお名前はイロウエル・シェムハザ。恐怖の堕天使を担当しております。」

イロウエルは恐怖の悪魔。

シェムハザは堕天使のひとりだったはず

頭の端っこに残っていた記憶を取り出した。

「これは、お前の仕業なのか???」

唇がプルプルと、歯がガタガタと震える。

音が出るほど恐怖をさらけだしている。

「そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ、オサムキューーン!!」

「いかにも!この悲惨な惨殺は私の神聖なる儀式のための単なる犠牲に過ぎないのです!!」

「この儀式はあなた、「蒼嶋オサムキューーン」を我々の住んでおる世界へ招待させていただくための犠牲でございます!!!」

そんな言葉を聞き、俺は異世界へ特殊召喚され、1年が経過した。

騎士「アオシマール・オサムーン」として活動するなか、実の職業は

「カザトキューーーン!!!あなたを異世界へ招待します!!」

恐怖に打ちのめされている1人の俺飲み込んだ少年に向かって大きな声を出した。

俺の音楽祭の後、俺の通う学校では音楽祭などの大きな行事を全て禁止にした。

5年ほど行われ無い予定だと話されているらしい。だから別の学園を的にした。

その中の1人以外を虐殺した。神聖なる儀式のために犠牲となった。

心底くだらない。

「お前は、、何者なんだ!?!?」

俺はニヤッと笑って目をひん剥くとその少年の事をガン見して言葉を発した。

「色欲と欺瞞の悪魔。「ギャザレーヌ・クロマネンコス」です!」

俺は悪魔の1人となり、今度は俺が数々の犠牲を出し1人の適任者を異世界から現世へ招待する事をしていた。

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