第53話
「じ、邪羅威に違いない!」
「あの悪魔の様な男がこの街に……!!」
「その理由は俺から説明しよう」
鯨螺が葉巻の煙をぶわっと吐くと続けた。
「邪羅威は俺たちを殺しに来たらしい……誰かが依頼したんだろう」
「な、なんだって!?」
「誰が!?」
「そこまではわからん」
「邪羅威は凄腕だぞ!!どうするんだ!!」
「だから俺だって黙って殺られないように対策を立てたのよ」
鯨螺が醜い顔をさらに歪めて笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます