第51話

昼を過ぎたころに鯨螺たちの集まりに呼ばれた。



呼ばれたといっても、私たちは横に座ってお酒を飲んでイチャイチャしてやるだけ。



いつもの夜とやることは変わらない。



今日の集まりは最初からヒートアップしてた。




「警察の奴等が皆殺しにされたぞ!!しかもここに通ってて俺たちと阿吽の呼吸の幹部連中が!!」



いきなり仲間の一人が怒鳴る。



「これは只事じゃないぞ!!ボス!どうします!?」



「ふん。慌てるな。情報ならあるにはある。おい!」



「はい」



鯨螺が指図すると後ろに立っていた部下の黒服が前に出る。

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