第42話
「なんでそうなるんだ?」
「だって私じゃ逆立ちしてもあなたにアポなんて取れないし」
「それで、他の奴らを自由にして自分はヤクザ者の妾になるわけか」
「まあね」
「頭がどうかしてんじゃねえのか」
「えっ」
「自由になるチャンスを棒に振って、わざわざ家畜を選ぶんだからな」
「な、なにそれ!頭くんだけど!!」
激昂して立ち上がった。
だけど邪羅威は表情一つ変えずにタバコの煙を吐く。
怒っても意味が無い……
気持ちを落ち着かせると座った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます