第21話

食べれないなんて関森さんには言えない。




「なにかある?」



「え?」



「その…… 悩んでいることとか、眠れないこととか」




私が答えずにいると



「もしもなにかあれば遠慮なく言ってくれ。スケジュール管理だけがマネージャーの仕事じゃない。可能であればメンタルな部分のケアもしたいんだ」



「ありがとう……」




お礼の後はことばが続かなかった。




マンションについて車から降りるとき関森さんが声をかけた。




「スケジュールはどうにか都合つけたからゆっくり休んで」

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