第79話
だけど現実には今こうして美術室の後ろで僕を待っている。
なんとも不思議な空間になった……
「うーん、退屈。ねぇ、みんなの絵見ていい?」
そう言って先輩は前にでて来た。
「やっぱみんな上手ねぇ。」
1年生の絵を見て先輩は感心していた。
田口と深井はアングルがどうのとか専門的なことを話しているが先輩は興味深そうに聞いている。
先輩が僕の友達と仲良くしてるなんて……
こんなこと昨日までは想像もできなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます