第70話
「だってみんな絵描いたりしてるんでしょう?後ろで雑誌でも読んでるから」
「ほんとに待ってるんですか?」
「なに?待ってたら迷惑なの!?」
「あ、いえ、嬉しいです」
「じゃあね」
そう言って先輩と下駄箱で別れた。
先輩が僕を待つ?
なんだか反対じゃないか?これ。
あれこれ考えながら教室に行くと田口と深井が僕の顔を見て驚いた。
「オマエ、どうしたの?その顔!」
僕は昨日の千葉先輩との一件を話した。
「やっぱり安藤先輩はオマエにとって疫病神だ」
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