第53話

「もう用事済んだ?話しってこれだけでしょ?」



「えっ、ああ、うん」




「じゃあ行くね。なんか具体的に決まったら教えてよ。私はなんでもいいから」



そう言ってカバンと荷物を持つと私は早々に家を後にしてカイのマンションに向かった。




カイの部屋に戻ったら盛ってたのか、いきなり求められた。




一回やった後、珍しく私は聞かれるまま自分のことを話した。




自分のことと言っても家で話した内容だけど。

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