第52話

そして二枚の写真が資料の間からこぼれ落ちて一枚裏返しになった。




「あっ...」




一枚は綺麗な大人の人、女性が写っている。



これが相手の妹かな?



そして裏返ったもう一枚を見る。




「あっ...」




そこにはあの男子が写ってた。



あの夜に私を助けてくれた男子。



名前は......



響大雅(ひびきたいが)。




私は住所と地図をスマホで撮影した。



「ちょっと!愛希!なにしてるの!?」



「別に」




よしと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る