第7話
「ご、ごめんなさい…ありがとうございました」
深く頭を下げてから相手の顔を見た。
そのとき、なんて言っていいのかわからない感覚を覚えた。
フードなしのモッズコートにベージュのパーカーにホワイトジーンズを合わせた線が細い長身の男の人。
男の人っていうか男子?
髪は黒くてナチュラルで、目鼻立ちは整っているけど……
それよりもなによりも、とてもきれいな瞳……
私は、瞬間だけど吸い込まれたように見入ってしまった。
見た感じ、私と変わらない年齢かな…?
「なにか?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます