最初は、女性二人がお互いの良い面とそうでない面を心の中で羨ましがったりしながら付き合っていく話なのかなと思っていましたが、それぞれが悩みながら自分の人生を生きており、最後に一つに繋がったときには良い意味で深いため息が出るほど盛り上がりました。最終的にはスカッとした読後感があり、ただそこまで辿り着くには二人とも大変傷ついていましたね。こんな人たちは今日もきっとどこかに存在している。そう思える物語でした。とても面白かったです。