第56話 俺VS独裁国家連合軍

 さて、俺がB国で3人の独裁者とやりあっていた頃、日本では坂本長官が政府のB国と親しい関係者(B国から賄賂を受け取っていた政治家)野党政治家、外国人が経営陣を牛耳っているマスコミ各社ともめていたらしかった。

あまりにも反日人間が多かった。

そいつらは坂本長官を罷免して自分らの都合のいい人物を長官に据えようとしているらしい。


 そこで俺はそいつらにちょっとした嫌がらせをすることにした。そいつらが愛している国に転送してあげた。

最初は洗脳されて天国だと思い込んでいたその国が思っていたのと全然違っていた事を肌で感じてすっかり洗脳が解けた時点で日本に戻してやった。

 その後、手のひら返しで日本の素晴らしさを言って回っているらしい。


そして俺が日本に居ないことをいいことにして、日本に住んでいるB国人、NK国人、E国人を総動員して俺の【毒竜ダンジョン】に攻め込ませたのだ。、見のがせないのが尻馬に乗ったもう1つの反日国のMT国の在日共だ。ここぞとばかりに暴徒と化して商店や銀行に押し入って略奪やら打ちこわしを始めて、放火まで行っている。

俺は、坂本長官に念話で伝えた。

『目に余るようでしたら、俺の名前でそいつらの一族郎党を母国に強制送還しますよ。勿論、財産没収の上でね、』

『君には悪者になってもらうなんて本当に申し訳ないが、その時は頼むよ』



一方、養魚場には桜や紗耶香、紫苑が居るから大丈夫だろう。

その前に養魚場に辿り着ける者がどれだけいるだろうか?あそこは今はA級からS級に昇格していて実質B級収集人の実力しかない偽物A級収集人では、ダンジョンに弾かれてしまうはずだ。なので、地上にいる妹夫婦を養魚場に転移させて保護するように伝えておいた。


心配なのは、地上の、妹夫婦の家のご近所に迷惑行為が及びかねないことだ。

紗耶香は予めそこの町内全体に防御結界を張っておいたと言っているがその時に通勤通学旅行などで町の外にいた人たちが返ってきたときに結界に阻害されて町内に入れなくてテロリスト共に襲われるかも知れないということだ。

紗耶香に確認したら、敵味方判別機能はまだ付けれないので隠形で姿を消してパトロールしていると言っていた。


だがたった1人で広い町内の道という道を見張るのは大変だ。


その心配が現実のものになってしまった。東京都心の大学に通うお嬢さんが帰宅しようとして結界に阻まれて入れないでいたところを武装したB国人に襲われるところがテレビに映ったのだ。

それを映したのはNK国の息がかかったテレビ局で、レポーターがこう言った。

「この原因は秋葉隆史なるA級収集人がB国とE国、NK国に喧嘩を売って3国から報復をされているのです。なんて愚かな人間なんでしょうか秋葉隆史という男は!」


おいおい、なんだそりゃ!喧嘩を吹っかけてきたのは向こうの3か国だぞ。それに俺はSS級だ。それに関係無い女性が暴漢に襲われているのに、なに知らん顔して黙って映しているんだ!助けろよ!

突っ込みどころ満点のレポーターの発言。こいつもこのテレビ局も敵認定でまちがいないな。


その時だ、紗耶香が転移して来て女性に抱き着いている男の頭に強烈な痛みを伴う呪いをかけた。頭に触っただけで、まるで鈍器で殴られたような痛みに襲われたのだ。

ぱっと見頭には何の異常も無い。

その場に俺も飛んだ。

そして暴漢どもを宇宙空間ダンジョンに強制転送した。

次に敵認定した人間を1人残らず宇宙空間に転送した。あのテレビ局のレポーターもクルーも同様だ。

そのテレビを見ていた視聴者は満点の星のきらめきと宇宙に漂う他国の軍隊を見せられることになった。

即座に俺は街を覆う結界を張りなおした。敵認定した人物だけを通さない結界だ。

もちろん一切の攻撃も通さず攻撃を放った地点、人物に反射する。猛獣の類も、モンスターも通さない。


次に行ったのは自分のドローンを使って全世界の敵に【戦線布告】することだった。




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