第16話

「本当アイツは」



呆れてるレオ。折角良い雰囲気だったけど、今日はおあずけかな。


宙を見てそんな事を考えているあたしに、



「ノア」


「え?」




チュッ。





レオがふいに、小鳥のように軽いキスをした。




レオこらぁぁ!と向こうの校舎でハルが怒ってる。




「ふ」



レオはそんなハルに挑発的に微笑み、カーテンをシャッと閉めた。





「とりあえず邪魔者はいなくなったな?」


「とりあえずね。5分もしないうちに走ってこの教室に飛び込んでくるよハルは」


「じゃー見せ付けてやらねぇとな?」




微笑みあい、あたしとレオの距離が縮まる。




「レオ大好きだよ」





挑発infinity。





これからも無限の数の愛の言葉を交わして行こうね?






【完】

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挑発infinity @sei-goldwolf17

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