第4話

気が済むまで殴られたら無理矢理制服を脱がされて、乱暴に抱かれる。




外に居る下っ端たちに、あたしの低い悲鳴は届いているはずなのに誰も助けようとはしない。




ベッドの上で俯せでぐったりしてるあたしの背中に、リョウジは煙草の火を押し付ける。




『……っ』




…これは逃げようとした罰。

逃げ出そうとする度に、こうしてリョウジはあたしに印をつける。

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