第195話
「·····替え玉か」
「ランカ、ウチたべよっか?」
「·····たべよ、ランラン
手伝うから」
「·····仕返しか」
「·····」
なんでそんなにおこったの?
私の方がもっと酷いこといわれてんのに
仕返ししたいとか
思ってない
ただ思ってないけどつい口走っただけなのに
そこまで怒る理由がわからない
関係ないんだから
怒ったってどうだっていい
どう思われたっていいのに
「っ」
「ランラン!」
「すぐもどる!!」
それなのになんで
私は走り出したんだろう
私は謝りたいのかな
それともあやまってほしいのかな
わかんないけど
追いかけないとダメだと思った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます