第186話

「あ、ハヤ「待ちな」


走りだすハヤトをミヤビがとめた


「…?」


「おいかけてどうすんの」


「ランラン!」

ヒロちゃんが階段を降りていく


「いや·····血でてっし泣いてっし·····」


「ランカはあの傷以上のキズをアンタにつけられたんだよ」


「·····」


「またランカの傷に塩をぬるつもり?」


「べつに、そーいうつもりじゃ」


「そういうつもりじゃなくても今のランカにあの言葉はキツすぎる」


「最低だね」

「ランカがどんな気持ちで毎日過ごしてるか

しらないくせに」


「ウチらが追うからあんたたちは腐ったミカンといっしょにそこで腐ってな」


走って降りていく3人をみて


「········ごめんな。ランカ」




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