第3話

「おはようランカ」


「あっおはよ、マユちゃん」


私に話しかけてきたのはマユちゃんこと海老原マユリ…は私のこの学校のクラスメイト

であり幼なじみであり親友なのだ


マユちゃんとは中学だけ別だったが高校から再び同じになれてほんとラッキーだ



「今日も見てるんだ~どう?今日の調子は」


「うん、今日は勝ったよ。5対1で」



今日はというのは昨日は負けたということ


昨日は2倍くらいおっきい人相手にKO負けだった。ふらっと力なく倒れるカレだったけど、数分後には目を覚ました



毎日のように朝、喧嘩をするのが日課らしいそしてそれを見るのが私の日課



3階の窓からもう一度下を覗くと彼はいない····ってことは


来た。やっぱり来た


廊下をみると彼は友達と一緒に彼の教室へと向かっていく



それをみるのも私の日課


彼の姿を見れて今日もいい1日になりそう

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