第41話
「っ…なんで…それを…」
思いがけない言葉で一番驚いたのはスイレンだった
「…この街に秘密なんてありやしないさ」
悔しそうに拳に力をいれるスイレン
ユウジンは表情を変えることなく空気のようだ
「ついでだ。お前らもこいよ。今から肉食いに行くんだ」
「は?行くわけないでしょ。なんであんたなんかと」
「そーか。じゃ、わん公だけこい」
「は?ユウを行かせるわけ」
「そのバイクでついてこいよ。あー…場所言った方がいっか。場所は焼肉」
「ユウは連れていかせないわよ。帰ろユウ」
「わん公!」
まるでユウジンのとりあいだ
スイレンの犬であるユウジンがキョウヤさんの言うことをきくとは…
ユウジンは溜め息をはくと…
「…あとでお嬢の機嫌とってくださいよ」
バイクのエンジンをかけた
「ユウ!なんでアイツのいうことを」
「はい。乗ってください。ヘルメットつけてー」
ユウジンはスイレンにヘルメットを被せ、スイレンは嫌そうだ
「よし、乗れよ。お前らも」
キョウヤさんが私たちに向け、言いながら車に乗り込む
それに続き私たちが車に乗り込むと…
「俺も、俺もいく。タク、コウに謝っといて」
ハヤトくんもいっしょに行くことをきめた
気になるからだ。ヒュウガミズキ
タクトは軽く溜め息をついたけど、すぐに
「わかった。あとで話きかせろよ」
楽しい楽しい焼肉会が始まっていく
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