第39話
車に乗ろうとした足をとめ、スイレンをみるのはキョウヤさんで私たちも乗り込むのを一時停止
「…わん公、スイ…聞こえたぞ。俺を無視か?いい度胸してんな」
「…別に」
「ちゃす…」
「目上のやつに敬語も使えねーのか。スイ」
「…」
「…お嬢は前からこんなんですよ。ダンナ」
「…スイレンさん…もう大丈夫な…んですか?」
あの日あんなに泣いて…もうおちついたのかな?
スイレンは私を睨み付け「チッ…」鋭い舌打ち
私まずいこといった!?
「…へーきっすよ…このとーり元気いっぱい」
ユウジンがスイレンのかわりに答えてくれた
「…それなら、いいんだけど…」
「ユーはやくいこ。ここに居たくない」
「はいはい…では、俺はこのあば」
「ユウジーン…そのバイクー」
タイミングよくも悪く、ハヤトくんたちがやってきた
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