第34話

たまらない快楽を感じ、次に待つものはあっち


それはウルフハヤトも同じなようで…


「ランカ、こっちむいて」


身体を動かし私を正面に持ってきた



やっとハヤトくんの顔をみることができた


これは私から

本能的に必然的に


熱いキスをした


ハヤトくんから離れさせないようにがっしりを頭を抱き締めて…



キスが終わると妖艶に口角をあげるウルフハヤトとバッチリ目があった



「…今日はランカがして」


して…ってことは…アレか!


「うん…いーよ」



ハヤトくんのベルトを取り、アレを取り出す


その膨らんだアレにキスしようと顔を近づけると



「…それはいー…」


頭をがっしり握られた



ちぇ…だめなのか


したかった。でも、ハヤトくんのシテってどういう意味なんだろう…まさか



「ランカがイれて」



そっちか


自分から…いれるのは…はずかしい


どうすべきかわからず固まってると…


「…いれたくない?」


ハヤトくんの手が私のナカをいじめてきた


「んっ…い、いれて、ほし」


「じゃー、はやく」


「んっ…あっ…す、するから…手…どかして…」


「…俺のもんなんだから…ランカの願いは受け付けない」


再度私を絶頂の渦に落としてくれた



落とした瞬間に

力が抜けた瞬間に

私の身体を支え、いれれるように腰を落とせというように持ってきた


がくがくと身体が震える。力を入れてゆっくりと腰を落としていった


疲れがどんなにたまっても

ハヤトくんのアレを受け入れるのは本能


「はぁはぁ…はぁ」



「ー…自分で…動いて」


「む、り…は、はずか…し」



「…動けって」


「はあっ…」



「ランカが気持ちいーとこ…あんだろ?」


「っ…」


「ほら…」


ハヤトくんの真っ黒の瞳にとらわれ、逃げられない


いーなりになるしかない

いーなりになりたい


もっと、もっと…ハヤトくんと



私はもうなにも考えられない



考えられないほど本能的に


快楽を求め、動いたからー…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る