第33話
「もっと舐めろって…」
「んふぅ…ふ」
ハヤトくんに言われるように口内にいる指を舐める
私はやっぱりどのつくえむなんだろう
ハヤトくんのいうことをきくこと
支配されることに喜びを感じる
だから、私の身体はさらに快楽を求めていく
ハヤトくんの手によってすぐにやってきたあの波
あの波がほしい
「んっ……ふぅ…んっ」
あぁ、落ちる
そう思った瞬間、動きがピタリと止まった
口のなかの指も抜かれ、なにがおこったか理解に時間がいる
「…はぁはぁ…え…やめないで…んぁ」
そういった瞬間にまた動きを激しくされ高鳴る身体
だけど、くる…と思った瞬間に止まり…
「はぁ…なんで…ハヤトく…んぁあ」
再びくる…そう思った瞬間止まる
絶頂瞬間に止まる、この行為が続けられた
もう苦しくて苦しくて…ほしくてたまらない
「…い、意地悪…はぁ…しないで…っ」
振り向きハヤトくんを見上げると
妖艶に微笑むハヤトくんと目があった
「…俺のもんなんだから、俺の好きにしていいんだろ?」
ウルフ…ハヤトだ
今日は優しいハヤトくんだと思ったけど、優しくないウルフハヤトだ
「…い、いったけ…ど…」
「ランカをイかせるのもイかせずおわんのも俺次第…」
「はぁあっ…ーー」
「ランカにあんだけ教え込んだのに
まだまだ自覚たりないから、困っちゃう」
「ご、ごめ…なさ」
「…ランカは俺のもん」
「っ…ん…私は…ハヤト…の、もの」
「…ココも…コッチも…ぜんぶ…俺の」
「はぁ…や、やめ、ないで…」
「…だれにも渡さない」
「っっっあっ…ーーー」
ハヤトくんがなにをいったか頭に入る余裕なんてなかった
だって待ち望んでたあの波がやっときたから
全身に力が入り、そして…なくなる
この感じがほんと…たまらない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます