第22話
なっつんをおいかけ、それぞれお弁当を持って屋上に向かうとハヤトくんたちと会ってしまい…いっしょに食べる流れになった
今が今なだけに断りたかったが、マユちゃんとリュウは付き合いたてのカップルでヒロちゃんもいるし、断ることはできなかった
シュウくんはなっつんがいないことにすぐ気づき…
「…ナツキは?」
元はといえばお前のせいで…私たちみんながそう思ったけれど言えるわけなくただ無言で睨み付けた
「え、なに?みんなどーした?」
疑問が浮かぶシュウくんだけど、私たちはフルシカトして屋上へ向かった
「…お前がまた、なんかしたんだろ」
「なんもしてないって、ほんと誓うよ」
「一応あやまっとけば?」
「えーなんでーなんもしてないのにー」
してるんだよ…もとはといえばシュウくんが一人に絞れないのが悪い
私たちのかわいいなっつんを…よくも
早いとこキョウヤさんとくっつけさせたいのに!
タクトとシュウくんの会話をききながら、私たちは屋上へかけだした
屋上につくとフェンスに寄りかかり、弁当を前におき、私たちがくるのをまってるなっつんを発見
ドアを開ける前に作戦会議
「…どうする?なんて声かける?」
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