「なっつんがまさか…シュウくんのことを待ってるとは思わなかった」

「ウチはキョーヤさんとくっついてほしい」

「右に同じく」

「ナツには浮気する男より危ない香りの男のほうがいーよ」

「私も…キョウヤさんのほうがいいとおもう

優しいし、男らしいし、頼れるし」

「あー…タツヤもみならってほしい」

「でも、ナツのなかでいまキョーヤさんの印象がた落ち」

「キス…しちゃったからなー…」

「ナツにいま、シュウを待つなっていっても響かないだろーし」

「どーしたもんか」

「…キョーヤさんにいう？」

「いうべき…かなー…うーん」

「いやいや、えー…でも、なんていうの？

ナツはシュウを待ってるからむずかしいですって？」

「いえないね」

「ははっだからなんだとかいいそう」

「あ、シュウにいうってのは？」

「あー…」

「えーそれこそなんていうの？ナツが認めなきゃ」

「認めるでしょ、そこまでいえば」

「だからってシュウに言ったところで」

「…俺になにをいうの？」

！？！？！？

恐る恐る振り向くと…

いつの間にか上ってきていたシュウくんが私たちを見下ろし、首をかしげるシュウくん

を筆頭にハヤトくんたち全員集合

階段のしたで私たちを見上げていた

「やっぱりナツキになんかあったんだ。なに？俺のせいなら言ってほしいんだけど」

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