第19話
次の日、学校では昨日のなっつんの話で盛り上がる
「「「…キスされた!?」」」
口をとんがらせて膨れっ面をみせるなっつん
「…無理やりね、車んなかで」
キョウヤさんがなっつんにキス…わーお
「こーやって、手を頭の後ろでつかんで、がって」
なっつんは隣にいるミヤビの頭をつかんで再現をしてくれた
「ちょ、ウチのあたまでやんないで」
助手席に座るなっつんにキョウヤさん強引にキスしたのか
そうか。強引に…
「そんで、謝るどころか俺はしたいことをするってとんだ自己中男だったわ」
キョウヤさんらしいな
初めてあったときも私に欲深くあれっていわれた。そんなキョウヤさんをかっこよく思った。協力を惜しまず私の力になってくれて、今の幸せはキョウヤさんがいたからある
たしかになっつんに無理やりキスはよくないけど
「「「…かっこいい~」」」
かっこよくない?
少し強引、危険な香り、大人の余裕
「はあ!?」
「キョーヤさんイケメン」
「いーないーな、少女漫画みたーい」
「惚れてまうやろー」
なっつんは私たちがいっしょになって怒ると思っていたのか驚いてる
「いやいや、無理やりされたんだって」
「別に初めてのキスってわけでもないんだし、キスくらい許せ」
「それでも、無理やりしてくるやつやだよ」
「あははー…強引っていいよね
キョーヤさんなら許しちゃうー」
「あの傷に見つめられたら…たまんね」
「もう!いっしょにむかついてよー…」
恋ばなはおお盛り上がり
それぞれ妄想したりして、笑い、ほんと楽しい
「キョウヤさんとは次はいつ会うの?」
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