第13話
マユちゃんとリュウが付き合いだし、祝福してくれたのはハヤトくんたちも同じこと
高校3年の春は幸せな朗報から始まった
春は始まる季節とともに出会いの季節
楽しい出会いは桜と共にやってくる
「あっ…イトだー」
新学期から数日がたったある日、ハヤトくんたちとお昼にいってきた帰り道
下駄箱で靴を履き替えてると後ろから声がした
振りむくとそこにはグレーのソフトモヒカンくんいかにもヤンチャなヤンキーくん
「うーわ…」
その姿を見るや否や怪訝そうな顔をするヒロちゃんで
「シン!!」
驚いて目を真ん丸くするケイトくん
「今から学校?くんのおせーよ」
「起こしてヨー…起きたらだれもいなくて焦ったあ」
「起こしたよ…起きなかったのはシンが遅くまで」
「ケイト、だれ?」
「あぁ、会うの始めてだよな…コイツ弟の
えーと、シンなん組?」
「Cー俺って中学のころ部活チョー頑張ったからたぶんそれかにゃー…女の子いるクラスでラッキー」
「へぇーよろしくなー」「ケイトの弟…似てる」「あぁ、面影あるな」
「ははっ1年坊ってかわいー」
「ケイトの…へぇ」
私たちはそのやりとりを嫌な顔でシンくんをみるヒロちゃんに声をかける
「ヒロは会ったことあんの?」
「あーうん。くっそ生意気」
「あはは…」「そっくり」
身長はケイトくんよりすこし高い170くらい
ケイトくんはトレードマークのニット帽をかぶってる。外せばシンくんと瓜二つ
「あ…この人がハヤト?」
シンくんはタクトにむけてそう言った
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