第12話
「こなくていーよ…別に」
「またまたー…ランカの話きくと悪い人?…ではないらしいじゃん」
「うん。キョウヤさん優しいよ…弟のニシキさんもいい人だし…私は二人好きだなー」
「悪い人じゃないのは…話しててわかるけど…しばらくフリーしてると、男より友達といた方が楽しいって気づいた」
「もったいないよ…ナツはせっかく美人なんだからさー」
「あの人はナツにぴったり」
「目に傷ってかっこいーよなー」
ヒロちゃんがキョウヤさんを思い出したのかうっとりと見上げた
キョウヤさんは私が傷を負ったあの日に左目をばっさりと切られる大ケガをおった
だから今は顔に大きな傷があるけれど、男の色気がぐんとでてかっこいい
なっつんは考え込むと
「…とにかく今はあの人のことは考えてない
今日はマユのお祝いなんだから、この後カラオケでもいこ…学校はサボり!」
なっつんは私たちのなかで一番モテる
男の人とすれ違うと必ず振り返る
今まで告白されてきた数は計り知れない
前は付き合っては別れてを繰り返してたけど、みんなと仲良くなってからは変わってきて
ハヤトくんの友達であるシュウくんの存在が大きい
なっつんはシュウくんがまだ好き。みてたらわかる
相手の浮気で別れることになったから、認められなくて当然
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます