第1話

ファミレスのドアを開け、私はマユちゃんたち4人を探す。すぐに4人は私をみつけ


「…あ、ランカ……こっちー」

「おっやっときたー」


4人が座る席に近づいていく


「おまたせー…ごめんね、遅くなって」


「いーよいーよ、どうせカンザキハヤトくんが離してくれなかったんでしょ?」


マユちゃんが言った


ヒロちゃん、マユちゃん

なっつん、ミヤビ


と並びで座ってるから私はマユちゃんのとなりに座り、笑った


「あはは…そのとーり」


今さっきまでハヤトくんとイチャイチャタイムを過ごしここに来るまで時間がかかった。皆に謝りさっそく私は一番気になってることをきいた


「マユちゃん!!どうだった?」


「あははっウチらはもーきーた」

「その話でさっきまで盛り上がってたー」

「マユ、言ってやんな」


ゴクリとマユちゃんをみると…



「……無事…っ…付き合えることになりましたー!!」


マユちゃんはずっと片想いしていたリュウと


「……キャー…おめでとー!!!」


マユちゃんにだきついた


「ありがとー、ランカ」



絶対うまくいくと思ってた

ずっとずっとマユちゃんは一途にリュウのことを思って…


すごくお似合いだと、早くくっつけばいいと…ずっと


それが今日


思わず感極まる


「…はは…ランカ、泣かないでよ

なんかウチまで泣けてくる」


「だ、だって…」


マユちゃんも目が真っ赤になって微笑んだ

涙を流し、笑うマユちゃん



マユちゃんだいすき


ほんとによかった。心から二人を祝福するよ

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