第7話

マユちゃんからのメールがきてからホテルをでるまで1時間もたってしまった



すぐにいくと返信したのに…合流したら全力で謝ろう



ハヤトくんとともにホテルをでて、学校に向かった




「ー…女子会ってなに話すの?」


「んー…惚気とか恋ばなとかたくさん話すよー…

ふふっ昨日は…てか、いつもなんだけどハヤトくんのかっこいいとことか素晴らしすぎる人間性について熱く語ってた」


「ははっ…くだんねー

あんまいうなよ。俺がばかみたいだろ」


よくいわれる

またその話かって


でも、語りきれないんだからしょうがない



「そーだ、昨日マユちゃんが一大決心したんだよー」


「一大決心?」


「マユちゃんがなんと…告白するって」


昨日はその話ですごく盛り上がった


3年になったらライバル増えちゃうって思ったんだろうな


焦ることないのにマユちゃんったら



「へぇー…エビマヨちゃんが……相手はリュウ?」


「うん。マユちゃんリュウ一筋」


「…結構長いよな…いつからだっけ?」


「去年の二月くらいだから…1年以上片想いしてるよ

あの二人なら絶対うまくいくとおもうなー」


クールなリュウに明るいマユちゃん…ぴったりでしょ



「…リュウは硬いから…あのエビマヨちゃんなら…いーのかもな」


「硬派だもんね…マユちゃんには絶対絶対幸せになってほしいの

その相手は絶対リュウしかいないと思う!」


「ははっまだわかんねーんだろ?

俺もリュウには…前向いてほしいからさ

うまくいくといーな」


「うん!」


「エビマヨちゃんとはいつからなかいーの?」


「幼稚園のときから一緒だよ

…中学だけは別々だけど、それ以外はずっといっしょ」


「へー…だからそんななかいーんだ

高一んときはランカ、エビマヨちゃんしか友達いなかったもんな」


「他にもいたもん…一緒に行動してたのがマユちゃんだけで…」


「ははっエビマヨちゃんいなかったときは1人だったじゃん。嘘つくなよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る