第一部① 異世界での混乱
第11話『ホブ・ゴブリンの誤解』
ホブゴブリン
「おとなしいホブゴブリンが教会の『
騎士は、騎士団長のマックスの顔をみて、
マックスが、
「はっ、おそれながら姫様。『幻影騎士団』の団員が、いつものように教会に忍び込み、イタズラのつもりでキャンドルスタンドやステンドグラス、マリア像を
アムと
シリアスは、アリステロスの
ヴェルダーは、高らかに笑った。
「ハッハッハ! さすがワシが
アムは、アリステロスをハルデン家の
「アリステロス! ボブゴブリンとグリーンゴブリンの
アリステロスは、ハルデン家の家宰であるアムとシリアスの
「ヴァルダー
とアリステロスがシリアスの
アリステロスが、目を
「若様が、
モルデール領内は、タンクホルム山に
ホブゴブリンがおとなしいのは、
それを、この
アムは、アリステロスを
「ほれみよ、アリステロス! だから私は山の
アムとシリアスの
だからと言って、アリステロスは、アムが
「アム様、この仲間を殺されたボブゴブリンの
アムは、ギプスとアームホルダーで
「ポジラー様なら、おとなしいボブゴブリンを平和に
景男は、素直に、「それは
ビリッ!
電流だ。景男は、あわてて
「無理じゃない。このポジラーに
と、
(絶対、無理だって、たたでさえ右も左もわからない異世界で、いきなり『ゴブリン
と心の中で叫んで見ても、それを感じ取ったアムの電流が
「アリステロスの
シリアスの
「シリアス様、ここで
と
ボンッ!
ヴァルダーは、主の心の内を知ってか知らずか、力強くシリアスの背を
「さあ、若様。我ら『幻影騎士団』の実力を
シリアスは、
「よし、行くぞヴァルダー! 我が『幻影騎士団』の実力を
と言って、マントを
ヒュー!
冷たい風が
景男は、意識を取り戻して、アムに言った。
「アムさん、オレには
アムは、信じて疑わない瞳を景男に向けて「いいえ、ポジラー様なら、不可能はございません。アムがついております」
すると、アムのやり様を
「アム様、ポジラーへの
アムは口をとがらせて、アリステロスに
「アリステロス、ポジラー様は、両腕を骨折して動けぬ体なのだぞ。体の自由がききヴァルガーデンでも
「ないませぬ姫様! ポジラー様に、ハルデン家の
アムは、アリステロスに言いくるめられ悔しそうに、ポッテリとしたタラコ唇を噛んで言った。
「ポジラー様なら、やればできる! 不可能はございませんわ」
と無条件の信頼のキラキラ美しい目を向ける。
景男が、それでも、「無理な物は、無理……」と、言いかけたとき、電流が全身を流れ、
フワン!
と、同時に景男の足元にワームホールが開き落ちて行った。
アムは、アリステロスの目を
「マックス、誰でもいいから、誰かポジラー様のサポートに人をつけてちょうだい」
「はい、姫様!」
マックスは、アムの
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