第2話 時は流れ続ける。
結局なんだったんだ...あの夢は...
なぜ気づけたんだ...
夢の中で「転生」してしまったことに。
「でもなあ今考えてもなあ...」
「そうた!もう22:00よ!」
「やっべ、明日集会じゃねえか」
(風呂に入らず寝た)
俺は疲れていて、深い眠りに入った。
「プクッ、プクプク、ポチャッ」
「カール、学校の時間よ!」
「ん...うぅ..え!?」
夢の中なのに朝になっていて、頭がおかしくなりそうになった。
とりあえず言われたとおりに支度し家を出た。
学校に行くルートがわからなかったため、同じ制服を着ている人に話しかけた。
「すいません、学校までの道、わからないんです」
「ああ、ついてきて」
彼は学年の中でもトップにすごい人らしい。
でも俺はなにも知らねえ、
「なんだこの木は」
見たことのねえ形の木があった。
しかもなんだあの乗り物は...
でっけえ貝だなあ、貝に乗ってるぞ
そして何より人が浮いてることだよ
平気でそこらへんに人が浮いてるんだよ
そんなことを気にしながら歩いていたら、
学校に着いていた。
「なんだこの大きさは、軽く家の1000倍はあるぞ」
「おはよう!カール」
誰だよ、こいつ!
「どうやら転生世界での俺の親友らしい」
名前は「ボータス・サージス」
そいつはクラスの人気者で、面白いやつだ。
「起立!」「これから操りを始めます」
なに言ってんだ俺の担任は、意味わからねえ
「じゃあまず浮遊靴を履け」
とりあえず渡された靴を履いた
(3.2.1....操れ!!!)担任が言った
みんな床から50センチくらい浮き始めた。
全く意味がわからない
「おいお前昨日までできてただろう?」
「なぜできないんだよ」
は?昨日?そんなの知らねえよ
「足に力を入れるんだよ!」
「あ、こうですか?」
「そうだ、そうするんだ。わかったな?」
ウゼェ
「あ、はいっ」
「じゃあみんな着陸!」
みんな一緒に浮いていたのにみんなはもう地面に立っている。
「お前!いい加減にしろ!早く降りろ!」
なに言ってんだこいつは?
「足から力を抜くんだよ!」
(ガッシャーン!)
俺はやり方がわからず、一気に足の力を抜いたが、そのまま転倒し義足が折れ、ガラスに倒れた。
「コポッコポコポッ」
「あ、あれ?痛くない」
「そうた起きなさい!もう8:00よ!」
え?
確か俺は学校に...
「あ、これは現実だ。夢との境目がわからなくなってきてる。」
急いで支度し学校に向かった。
右足に力が入りずらい。
「おい柊!何時だと思っているんだ!」
俺はそのまま校門で指導され、バケツ持ちをくらった。
バケツを持ちながら考えていた。
「あの夢の中では夢に入っていない時でも時間が進み続けている。」
「あのあと俺はどうなったのだろうか。」
「脳出血で死んでいるのだろうか?」
あと、いつまでバケツを持つのだろうか?
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