簡易裁判編完結、お疲れ様でした。
　生きていると、裁判をしようとまでは思わないけどなんとかしてもらわないと困る事や、かかった費用をどうしても取り戻したいことって沢山ありますよね。

　大抵は泣き寝入りになってしまいがちですが、各士業の方と相談し彼らに難色を示されてもなお闘うことを決意した、ぐらこさんの判断は尊敬に値します。

・貸主は物件の瑕疵（契約不適合の存在）を認識、もしくは発見可能であったか
・そうであれば、その説明責任を充分に果たせていたのか

　ここをネチネチと突いていくしかないのですかねえ。

　相手方に弁護士がいる中で挑む通常裁判が一筋縄ではいかないことくらい、誰でも容易に想像できることではありますが、借り主にとって有益な判断を裁判記録に残せることを、そして物件の瑕疵を確認もせずに貸し出す業者が少しでも減ることを心から祈っております。

　どうかお体に気を付けつつ頑張ってください。応援しております。
　とても読み応えのある良いエッセイでした。