スクールカースト底辺の生活

狼男

第1話 日常

 話す人がいない。休み時間がこの上なく苦痛である。高校に入学したは良いものの、人とうまく会話できなくて瞬く間にボッチになった。ボッチ予備軍の人たちも何人かいたが、その集団に入れそうにもなかった。

 虚しい高校生活の幕開けだった。これを3年間続けるのはきついな。


 体育の授業やバレーボールの時間でペアを作ったり、チームを作ったりすると必ず余る。その時の周りの視線が嫌だった。

 

 自分はクラスでいなくても良い存在なんだと思い知らされた。その空間にいるだけで、自己肯定感が下がる感情だ。友達がいないだけでこんなにも過ごしにくい空間になるのだと知った。

 

 周りから変わり者という目で見られる。

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スクールカースト底辺の生活 狼男 @shinshin4445

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