エロマンガのデッサンの為にヌードモデルを呼んだら同級生が来た件っ!?
第三十六話 そして入って来たのは、ウチの学園の制服を着た小柄な女子で…… ツインテールにした髪型、一栞と同じくらいな小柄な体型、そして、裏切らない秀流ばりのささやかな胸元、しかも足ほっそ♡
第三十六話 そして入って来たのは、ウチの学園の制服を着た小柄な女子で…… ツインテールにした髪型、一栞と同じくらいな小柄な体型、そして、裏切らない秀流ばりのささやかな胸元、しかも足ほっそ♡
「この左の
そのキャラが
「なので、キメラ先生さまをお呼びしたのでございますぅ♡」
「いや、イミフなんだが?」
「つまりぃ、キメラ先生さまに揉んで戴いて、それをデッサンするのが宜しいのではと♡」
「は、はいぃ!?」
秀流を見ると、
「………………」
頬を染めて微かに頷いたんだが?
「いや、待て……俺が秀流のオッパイを揉んで、それを秀流がデッサンするのは無理があるだろう?」
「はい、ですからこれの出番です♡」
一栞がコンパクトだが
ポディに『FURU HD』って書いてあるんだが?
つまり、『フルハイビジョンデジタルビデオカメラ』というヤツだ。
この学園には
しかし、俺が秀流の貧乳を揉む姿を撮影するにはスペックが高過ぎないか?(いや、貧乳だからでは、無いぞ!)
「モブくん……いまあ、もっの凄く失礼なコト、考えなかった?」
―― いや、だから、何で判るっ!?
「う、うん……取り敢えず、やってみるか?」
俺は睨んでくる秀流をスルーしてパイプ椅子を彼女の前に置いた。
すぐに一栞が俺たちの横に廻り込みビデオカメラを構える。
俺もテーブルの上のPCで下書きカットのポーズを確認した、のだが……
秀流が〝手ブラ〟でガードしたままなんだが?
「おい、オッパイを出さんかいっ(笑)」
俺が多少おちゃらけて言ったのだが、
「は、恥ずかしのっ!?」
と、頬を染めて俯いた秀流の眼鏡が少しズリ落ちた。
―― そ、そゆの、可愛いので止めて貰って良いですかね?
「い、いつだったか
俺も何やら恥ずかしくなったが、漸く秀流が〝手ブラ〟を外して両手を膝の上に置いた。
「じゃ、じゃあ、始めるぞ…」
「う、うん……」
何故か、非常に、恥ずいんだが?
カメラを構える一栞を、ちら、見ると何やら、にや、ついている。
―― くそぅ!?……後でいぢめちゃるからなっ!?
とにかく、今はデッサン用のサンプル作りに集中だ。
PC画面の下書きを横目で見ながら秀流のオッパイを下から包み込むように揉んでゆく。
すぐに秀流の頬に朱が刺して視線が泳ぎ捲る。
「キメラ先生さま、ち○びも、お願いしますぅ♡」
こ、こいつめえっ!?
……と、一栞を睨んだのだが、秀流がPCの絵を捲ると、
次ページの上のコマがち○びを弄るアップだった。
―― ちょ、待てよっ!?……これ、ち○び弄ってるの、男の手じゃないのか?
秀流のち○びを弄りながら訊いてしまった。
「今回の、百合じゃないんだ?」
「ん♡」
―― いや、返事なのか微妙なんだけどぅ!?
「ひずポン先生、今回『男とのカラミ』に初挑戦なんですよぅ♡」
前は『ひずポン先輩』と呼んでた気がするが?……つまり、先生とアシスタントの関係になった、というコトかな。
秀流を見ると視線を泳がしながら答えた。
「担当のももちゃんに強く勧められて、ね…」
―― ももちゃん?
「
―― もも嬢?
いや、担当編集者を何と呼ぼうと作家の勝手ではあるが……Wマガジン編集部では『女史』と付けるのが慣例なのだが。
俺の疑問を感じとったのか、一栞が言った。
「萌々嬢は、それはそれは可愛らしいお嬢さまなのでございますよ♡」
「見た目も、学園生で通るよね、萌々ちゃん」
まあ、良いけど……ま、まさかそんなお嬢さまも、編集長のお手付きっ!?(まあ、
―― そして、衝撃の事実が開示されたのだった。
「萌々嬢は、一縷女史の向こうを張って『男性の画像』の膨大なコレクションをお持ちなのでございますぅ♡」
―― は、はいぃ!?
「あ、勿論あれだけではなく、手やら、足やら、腰やら、背中やら……つまり、男性の様々なボディパーツのコレクションと、その動きの力学的な分析まで……大層お詳しいそうでございます♡」
「だ、だから……萌々ちゃんが全面的にフォローするからと、編集長にも強く勧められて…」
成る程、それで『男とのカラミ』に初挑戦だったのか。
しかも、その時……
トン、トン、とノックの音が。
すぐさま、一栞が飛んでゆき、
―― ひず?
―― ポン!
おいっ!?
そして入って来たのは、ウチの学園の制服を着た小柄な女子で……
ツインテールにした髪型、一栞と同じくらいな小柄な体型、そして、裏切らない秀流ばりのささやかな胸元、しかも足ほっそ♡
そうか、ウチの学園にもそんな凄い(動きの力学的な分析とかできる)女子も居たのか(最近周りに居るのは残念女子ばかりだったからな(笑))。
「ひずポン先生、大変遅くなり申し訳ございません……あっ、もしや、バストアップの施術中でございましたか?」
「「違うからっ!?」」
秀流と異口同音に叫んだ俺を見た彼女が叫んでいた。
「もしや、キマイラ先生でいらっしゃいますか?」
「キメラだから……」
こいつ、Wマガジン社の現在の(いや、死ぬまで)看板作家、
「はっ!?……た、大変失礼を致しましてございます!、只今全裸土下座でお詫びを…」
そう言ってブレザーのボタンを外し始める〝残念美少女〟(やっぱりかっ!?)を止めに掛かる俺であった。
「ソコまでしなくて良いから…」
「えぇ~~~っ?」
何で残念そうなんだよっ!?
しかも、既にブラウスのボタンも外し終えて、スカートのジッパーに手が掛かっていた。
―― もしや、全裸土下座のベテランかっ!?
「もしかして、ももちゃんさん?」
「はっ!?……ご挨拶が遅くなりました……わたくし
そう言い掛けた彼女が胸ポケットから名刺を取りだそうとして……ジッパー下ろし済みのスカートが床に落ちたのだった。
―― 下から現れたのは、見掛けを裏切る透け透けの黒のスキャンティだった。
【つづく】
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