第六話 88センチFカップの、ぷるるん、オッパイが目の前にぃ♡
「まあ、これを穿いてくれれば許すよ(笑)」
俺は一番アレなシルバーのマイクロビキニを指差した。
「わひぃいいいっ⁉」
「あと、上もこれね♡」
俺は揃いのシルバーのマイクロブラ(ほぼ、紐だ)を横に置いたのだった。
「ちょ、ちょ、ちょっと待って……」
可憐がキョドっている。
世話の焼けるお嬢さんだ(笑)。
「お仕事……『女神の純白ドレス』…」
「むうぅ、それは言わないでっ!?」
睨まれました。
それでも高額な『お手当』を貰ったコトを思い出したのか、可憐は二本の『紐』を持って部屋の隅に行った。
「こ、こっち、見ないでっ!」
まあ、どの道【全裸】を晒すんだけどぅ(笑)。
ここは、武士の情けとして置きますか(笑)。
しかし、数分後……
「も、モブちぃ……あ、じゃなくて、センセ……」
(何だよ『モブちぃ』って(笑)。)
「どした?」
「えっと、これ……無理っ!?」
「はいぃ!?……無理、とは?」
俺は正解を導きだすべく頭を捻った。
「う~ん……もしかしたら、ヒップが大きくて入らない、とか?」
「ちぎゅうかりゃ!?」
(いや、日本語で答えてね(笑))
「なら、どしたの?」
「は、食みだしちゃう……」
何か、蚊の鳴くような声が聞こえた。
「ん~、とぅ?……食みだす?」
俺は漸く気がついた。
「ああ、それ、大丈夫だから…」
「えっ!?」
「だから、食みだすのが『仕様』だから!」
「はえぇ!?」
仕方ないので、可憐のそばまで行ってスカートを捲った。
「きゃあ、変態っ!?」
「お前なあ……ご主人さまに向かって『変態』とは、何だよっ!?」
「ご、ご、ご主人、さまあっ!?」
「あっ、間違えた……『雇い主』な(笑)」
「むうぅ……」
可憐はまだ不満そうだが取り敢えずスカートから手を離した。
改めてスカートを捲った。
はい、見事に食みだしてますね。
仕方ないので説明してやる。
「これは、彼氏とゲームをして負けた『罰ゲーム』として穿かされるシーンなんだよ……だから、これを穿くコト前提でヘアの手入れをしている訳じゃないから、食みだして当然なの、OK?」
「やっぱり変態じゃん……」
何やら小声で呟いているが、聞こえてるからな(怒)。
「まあ、とりま撮影、撮影っ!」
パシャ、パシャ、パシャ!?
パシャ、パシャ、パシャ!?
俺は隠せないようにスカートを掴んだまま連写したのだった。
「ううぅ⁉……も、お嫁にイケない(泣)」
(その時は俺が『貰って』やろうか……)
と、言いそうになって踏みとどまった。
口にだしていたら、きっと殴られただろう……グーで(笑)。
「で、ブラは付けたの?」
俺は胸元に視線を遣ったが、未だ88センチFカップは学園指定のブレザーとブラウスと(更に、多分自前のブラ)の下だ。
「こ、こんな紐みたいなの、無理ぃ⁉」
か細い声で泣き言が聞こえた。
(いや、『無理ぃ』じゃないから……お仕事でしょ?)
俺は可憐を睨んだまま考える。
………………もう、剥いちゃうか?
いや、力尽くは良くないな(笑)。
取り敢えず、説得だな……
「今は自前のブラだよね?」
「えっ?……う、うん」
「さっきの可愛いピンクのパンツとお揃いかな?」
『可愛い』が効いたのか少し表情が緩む。
「ブラも見て良いかな?」
途端に表情が硬くなりブレザーの胸元を押さえる。
「ほら、お仕事だよ」
「むううぅ……」
「先ず、スカートは脱いじゃおう」
俺は可憐の両手が胸元を押さえているのを良い事にスカートのサイドのジッパーを降ろす。
これくらい触っても大丈夫だよね?
「あっ、やだ…」
しかし、何か叫んでいる間にスカートは床に落ちていた(笑)。
「きゃあ…」
タイムラグがあったが、可憐が両手で『食みだし』を隠した。
意外とニブい。
まあ、緊張感の為せるわざか。
「それじゃあ、ブラも替えるから、ブレザーとブラウスも脱ごうか!」
俺の指示に可憐がブレザーの前を押さえて遮るように片手をだした。
「ちょ、待ってっ!?」
「何だよ?」
「ぶ、ブラを取れば良いんだよね?」
「まあ、ブラウスはまた着るからブラを交換できれば脱がなくても良いけど?」
「判った、自分で、できるから!」
そう言って可憐は向こうを向くとブレザーとブラウスのボタンを外して、何やら、ごそごそしている。
暫くしてショーツとお揃いの小花やフリルが散りばめられたピンク色のブラを差しだしてきた。
「どら、見せて」
俺は受け取ったブラを広げて確認する。
「成る程、肩紐なしのフロントホックか、エッチの時に脱がせやすいね……って、ボタン留めてどうするよ(笑)」
ブラウスのボタンを嵌めようとしている困ったお嬢さんの肩を掴んでこちらを向かせた。
んで……
「オープン、ザ、オッパイっ(笑)」
俺は可憐のブレザーごとブラウスの前を、がばっ、と開いたのだった。
「きゃあ、きゃあ、きゃあああっ⁉」
ド派手な黄色い悲鳴があがり、俺の前に手が伸びてきて……
一瞬、殴られるかと思ったが……何故か両手で口元を押さえる可憐。
「…………ああ、この部屋は防音完備だから大丈夫だよ(笑)」
「さ、先に言ってよぉ⁉」
いや、それより俺は目の前に曝けだされた88センチFカップの、ぷるるん、オッパイに釘付けだっ♡
「み、見過ぎだから……モブちぃ、手をだしたらスタンガンだからねっ!?」
「す、すまぬ……あまりにも魅力的なオッパイを目の当たりにして、我を忘れるトコだった(笑)」
「え、えっちぃ♡」
……と、言いつつ可憐は88センチFカップを隠そうとしなかったのだが?
【つづく】
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