第四話 うおぉおおっ、綺麗なヘアじゃんね♡……もっとアップで撮っても良いよね?

 俺はデスクの引き出しから一眼レフカメラを取りだして可憐に言った。

「先にポーズ等の確認をしながら写真を撮らせて貰うけど、良いかな?」

「うん……」

 視線を泳がせながら頷いた可憐が言った。


「えっと、もう……にゅぐ、はひぃ⁉」

 緊張から噛んだ彼女が泣きそうな顔で言い直した。

「う、うん…ぬ、脱ぐの、かな?」


「そうだね、最終的に〝すっぽんぽん〟になって貰うけど……折角制服を着てるんだからから撮ろうか?」


「わ、判った……ぱ、ぱんちら……って、どうすれば?」

「そうだね、それじゃあ先ず立ったままスカートをたくしあげてみようか?」

「ぱ、ぱんちゅ……あぅ……み、見せるの、ね?(は、恥ずかしい)」


 頬を染めてスカートをたくしあげる可憐が可愛い過ぎるんだけどぅ(笑)。

 しかし、俺は鬼になります(笑)。


 パシャ、パシャ、パシャ!?


 狭い室内にシャッター音が木霊する。

 因みにフラッシュは焚かない。

 室内光だけで充分な感度があるし、フラッシュでは不自然な影ができてしまう。


「可愛いパンツだね♡」


 小花やフリルが散りばめられたピンク色のローライズなショーツだ。

 可愛い系なのに、ローライズなトコが微妙にエロい。お腹のトコのリボンの上にヘアが、ちら、見えていたら尚良かったんだが(笑)。


(えっ!?……まさか白い牌なんてコトはっ!?)


 俺はの性癖は無いので、ここは確認しなければ(笑)。


「良いね、良いね、可愛いよ♡……そのまま、パンツ摺らしてみようかっ♡」


「しょ、しょんなコトしたら……お、お毛々が見えちゃう…………あ、見られちゃうんだった、はぅうっ!?」


 可憐は自分で自分を納得させると更に頬を紅潮させてショーツに手を掛けた。

 のだが……


「あ、あれ?……スカート捲ったままって、ムズい…」


 片手でスカートを押さえ、もう一方の手でショーツのサイドに手を入れて、じた、ばた、している。

 これは、これで、可愛いが……しましょうかね(笑)。


「じゃあ、俺がスカートを押さえてるよ」


「あっ、お願い…」


 本人の了解を貰ったので可憐の足元に跪いてスカートを押さえて言った。

「良いよ、摺り降ろしてみようか♡」


(ち、近い、ちかい、チカイ~~~ぃ!?)


 何やら心の声が、駄々洩れてるんだが(笑)。

 確かに、俺の目の前にショーツがある。

 この位置関係のまま、ショーツを降ろしたら……はい、目の前ですね(笑)。


「えっと、どした?」


 ショーツの両サイドに親指を通したまま固まっている可憐に行動を促す。


「わ、わきゃてりゅ…ちょ、待って…………すー、は~、すー、は~~」


 深呼吸していた(笑)。


「よ、よし……これはお仕事………う、うん、『女神の純白ドレス』の為っ!?」


 心の声を隠しても居なかった(笑)。


「よしっ!?」


 そして、勢い良くショーツが摺り降ろされた。


「うおぉおおっ、綺麗なヘアじゃんね♡」


 俺は曝けだされた同級生の〝下草〟に夢中でシャッターを切り続けた。


 パシャ、パシャ、パシャ!?

 パシャ、パシャ、パシャ!?


「ひぃいいんんんっ⁉……と、撮り過ぎぃ⁉」


 何か声が聞こえたが気にせずひたすらシャッターを切り続ける。


 パシャ、パシャ、パシャ!?

 パシャ、パシャ、パシャ!?

 パシャ、パシャ、パシャ!?


「マジ、綺麗なヘアだね♡……もしかしてぇ、今日の為に〝お手入れ〟してきた……とか?」

「……ち、ちぎゅうかりゃ……て、手入れすりゅのは……ふ、ふつう、だきゃら…はうぅ⁉」

 何だか、めっちゃ、噛んでるんだけどぅ(笑)。

 可愛いしかないんだけどぅ♡


「それじゃあ、もっとアップで撮っても良いよね?」


「ひぃいいんんんっ⁉」

 泣きそうな声が洩れたのでフォローしておこう(笑)。

「ほら、さっき俺のマンガ見たでしょ?……今はヘアは完全解禁されていて、モザイク使う雑誌とかでもフリーパスなんだよね」

「しょう…そ、そう、なんだ……」


「だから、サンプル用にもっとアップで色々な角度から撮って置きたいんだよ……良いよね?」


 嘘ばっかです(笑)。いや、半分くらいは本当だけど。

 俺は返事も待たずに、ずいっ、と近づいてカメラを翳す。フレームの中一杯にヘアのが晒されている。


「良いね、良いねっ♡……可憐ちゃんのヘア、最っ高っ♡」


 パシャ、パシャ、パシャ!?

 パシャ、パシャ、パシャ!?

 パシャ、パシャ、パシャ!?


 俺は正面からだけでなく、右からも、左からも、下からも、ありとあらゆる角度からシャッターを切り続けた。


「後は、本人目線が欲しいかな?」


「えっと、なに、それ?」

「自分で捲ったスカートの中を覗いてる、感じ?」

「えっ……ど、どうすれば?」

「後ろに廻って肩越しに撮るけど、大丈夫?」

「う、うん……よく判らないけど……たぶん、大丈夫」


 了解を得た俺は可憐の背後に廻り肩口からカメラを前にだした。

「距離的に近いので身体に触れちゃったらゴメンね」

「う、うん……お、おっぱい揉むとかじゃなければ、大丈夫……」


 その言葉に誘われて視線が可憐の胸に……学園の制服(ブレザータイプだ)の胸元を押しあげる、推定88センチFカップが目の前だ。

 ヤバい、揉みたいぞ(笑)。



            【つづく】

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