第17話

「ふーん、、そうかぁ、、これはタケルに相談したいけど、サトルの、、、」

メグミさんは意外と簡単に信じてくれた。

というか誘拐されるように私の世界に連れていかれてるからね、そういうの受け入れるの簡単ね。


「だねぇ、タケルは良いけど隠し事苦手そうだし。すると二人には内緒ね」


魔法の痕跡を見つけた場所、時間、その時にそばにいた人、そういう情報を集めると、、、


「なんかさぁ、サトルが関係してるように見えるんだけど」

メグミさんが困ったように言う。


「そうだねぇ。サトル君、何か知ってるのかなぁ」


「そういえば、奪った記憶って戻せるの?」

「それはどうかなぁ。やったことないから、それにサトル君が犯人っだったら意味ないと思うし」

「うーん、それはないかなぁ。とりあえず、やってみようよ」

メグミさん、結構強引だなぁ。

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